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高校で社会保障の授業充実 働きかけへ8月13日 4時27分
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厚生労働省は、年金や医療制度で今後、若い世代の負担の増加が避けられないなかで、制度を維持していくには正しい知識を理解してもらう必要があるとして、高校で行われている社会保障に関する授業の充実を働きかけることにしています。
厚生労働省は、高齢化の進展に伴い、今後、年金や医療の分野で若い世代の負担が増えたり給付の抑制が図られたりすることが避けられないとしています。
そして、制度を維持していくには、正しい知識を身に着け理解してもらう必要があるとして、現在、高校の「公民」や「家庭科」で行われている社会保障に関する授業の充実を、各都道府県の教育委員会などに働きかけることにしています。
具体的には、同世代の若者が社会保障について考えるドラマ形式の映像教材を作成し、そのDVDを全国およそ5000の高校に配布するほか、年金や医療保険の仕組みをまとめたワークシートを作成し、授業で活用してもらうとしています。
さらに、各都道府県で行われている教師の研修会に講師として職員を派遣し、説明を行うことにしています。
厚生労働省としては、こうした取り組みによって、将来的に、国民年金の保険料の支払い率の向上などにつなげたいとしています。
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