むんむんむしむし暑い梅雨。
7/6のサイエンスカフェ「あたしのために」のテーマは「アレルギーと皮膚」。
皮膚のトラブルは本当に厄介ですよね。あれは相当しんどい。
私も20代、目の周りや首などの皮膚トラブルに悩まされた時期がありました。
そして、アレルギー。
特にアレルギーから来る皮膚のかゆみは、子ども本人にとっても、周りの大人にとっても大きな悩みの種です。
アレルギーにどう対処していけばいいのか。
今回はこどものアレルギーと皮膚について、江戸川区の小児科であるryoko先生(@Ryoko_is)に最新の情報をお話して頂きました。
ところが、いきなりトラブル発生。なんと私がプロジェクタの手配をミスしてしまい、用意していただいたスライドを見ることができなくなってしまったのです。
・・・・・いまだに思い出すと冷や汗が出ます。ryoko先生、その節は大変申し訳ありませんでした。
急きょ、ホワイトボードへの板書で対応していただきました。
結果的にこれが大変面白いことになったのですが。(←ダメすぎる・・・。)
講義の写真は、柳瀬徹さん@cockeye246 が撮ってくださいました。
柳瀬さん、ありがとうございました。
皮膚のトラブルさまざま。アトピーでないトラブルも色々ありますね。
かゆみのメカニズム。
皮膚のバリア障害について話してくださっています。
角質を形成するフィラグリンが作られない→角質に異常→皮膚のバリア機能が低下→アレルゲンが侵入→感作→免疫細胞が反応して異物を追い出そうとする→皮膚の炎症→かゆい→かゆいとかく→バリア障害悪化→かゆみの悪化。
バリア障害の対処については、保湿の大切が大切。
・・・これは・・・・田崎晴明先生の「ゆる杉君」的ななにものか。
皮膚は最前線のバリア。「非自己」と「自己」との間の境界。
免疫のしくみ。(難しめ・・・。だけどここは自分でもしっかり勉強する。)
また、後半は免疫の話つながりとして、ワクチンについても語ってくださいました。
ぶたやま「うたないほうがいいワクチンてあるのですか?」
ryoko先生「うたないほうがいいというワクチンはありません(笑)」
ワクチンは、「感染しない」ためだけではなく、「流行を広げない」ためにある。
副反応はないわけではないけど、少ないよ。
今回、20数名の参加者のうち、半数が保育士さんでした。
複数の子供たちの命を預かる彼女たちは、ある意味親よりも熱心。
ばんばんでる質問に一つずつ丁寧に答えてくださる先生。
・・・なんて格好いいんだ。
計4時間ほど話し続け&板書し続けてくださったryoko先生。
お疲れになったことでしょう・・・。
本当にありがとうございました。そして本当に申し訳ありませんでした。
でも、最高にクールでロックで楽しかったなあ・・・!!!