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GDP 年率-6.8% 震災以来の落ち込み8月13日 9時06分
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ことし4月から6月までのGDP=国内総生産は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動で個人消費が落ち込んだことなどから、前の3か月間と比べ、実質でマイナス1.7%、年率に換算してマイナス6.8%でした。これは、東日本大震災の影響で年率、マイナス6.9%だった平成23年の1月から3月のGDP以来の大幅な落ち込みです。
内閣府が発表したことし4月から6月までのGDPの伸び率の速報値は、物価の変動を除いた実質で、前の3か月と比べてマイナス1.7%となり、2期ぶりのマイナスとなりました。
これを年率に換算しますと、マイナス6.8%となり、東日本大震災の影響でマイナス6.9%だった平成23年の1月から3月のGDP以来の大幅な落ち込みになりました。
主な項目では、「個人消費」が消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動で、自動車や家電製品を中心に大きく落ち込み、5%のマイナスとなりました。
企業の「設備投資」もことし4月でサポートが打ち切られたマイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズXP」のパソコンを大量に買い替えたあとの反動などで、2.5%のマイナスとなりました。
一方、「外需」は、駆け込み需要の反動で製品や部品の輸入が減ったことなどからGDPを1.1%押し上げました。
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