itou - 恋愛 08:00 AM
「危険な魅力」に惹かれた相手との関係がこじれる5つの原因
自分と正反対の人を好きになる、よく聞く話です。しかし、多くの人がそのせいで毎日苦しい思いをしています。私たちは、自分と正反対の人の「良い部分」に惹かれます。しかし、すぐにイライラさせられることになります。米誌ウォール・ストリート・ジャーナで、ダイアン・フェルムリ博士が、この現象を「危険な魅力」と呼んでいました。
多くの場合、危険な魅力は、その名の通り、関係を終わらせる原因となります。フェルムリ博士によると、たいていは次の5パターンに陥るそうです。
時間がたてば分かる:相手のポジティブな特徴に惹かれるが、お互いに良い面ばかりを見せ合い、すべてを見せようとはしない。相手のダークサイドは後々になるまでわからない。
すっぱいブドウ:二人の関係に問題を感じている片方のパートナーが、相手と距離を置き始める。長所に見えていた相手の特徴も、短所に見えてくる。それまで問題ではなかった相手の特徴が、突如として我慢できないものになる。
バラ色のメガネ:相手のポジティブな面だけを見て、ダークサイドはあえて無視する。それが耐えられなくなるまでは。
喜ばせる人:相手を喜ばせようとし過ぎて、自分の長所を欠点に変えてしまう。パートナーがあなたの自信があるところが好きだとする。あなたは自信がある人を演じすぎて、傲慢な振る舞いをしてしまう。
「親しさは軽蔑を生む」という格言もあります。誰も悪くないとしても、ただ、相手がいつも近くにいるという理由で、イライラの元になったりします。
もちろん、こうした現象に対処する方法もあるでしょう。しかし、基本的なコミュニケーションスキルを除けば、あとは「受容」の問題です。
私たちに何ができる? フェルムリ博士は、パートナーが「いいところばかりではない」のを理解する必要あると言います。ポジティブな特徴の裏には、必ずネガティブな面も潜んでいます。「相手のユーモアのセンスが好きだとします。しかしその人は、場違いなところでジョークを言ってしまうかもしれません」と博士。「強くて物静かな反面、感情を表に出してくれない人もいます」。
そして、あなた自身にもそうした二面性があることを受け入れねばなりません。ポジティブな性格の裏には、必ずダークサイドがあることを理解してください。
How to Cope When You and Your Partner Are Falling Out of Love|The Wall Street Journal
Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)
Photo by Geraint Otis Warlow.