2014年03月05日

こだまこ、緊急入院!

生まれて12日目の「こだまこ」と万然が昨晩、緊急入院しました。妻が付き添うので3人入院ということになりました。

入院の様子.JPG


【南部こども医療センターに緊急入院したこだまこ(手前)と万然(奥)。生まれて12日目の小さな小さな手の血管に点滴用の針が刺さっているのを見るのは忍びない。】

こだまこ.JPG


【水分不足と飢餓が原因と言われてショック。もっと早く気づけばよかった。一日も早い回復を願っている。】

 出生後体重が落ちすぎたのがきっかけです。南部こども医療センターで調べたら、肝機能が著しく悪化していました。2,580gでうまれて、2,140gまで落ちました。通常、一旦減りますが、10%以内だそうです。つまり、2,260gまでの低下なら許容範囲内ですが、それ以上減ったので危険ということでした。
 しかし、よく元気で泣くし、黄疸も出ていません。2日目以後10日目に再来した民間産科の派遣助産師が医師に確認して急に診察・入院を勧めました。
 その夜にミルクを購入し夜飲ませたら、昨日の朝は2240gに上がっていました。この時点で、「水不足、栄養不足だったなぁ」と感じました。ちなみに今朝は2,290gになっています。(上昇ベクトルか?)

 助産師の派遣予約は生後1週間目。先方の都合で延期になりました。7日目にちゃんと来て助言してくれていたら、こだまこの体重はここまで減らなかったのではないかと思っています。ただ、肝機能の異常はウィルス性肝炎の可能性も残るので、大事をとって入院することにしました。
 以前、出産前南部こども医療センターで受診し、緊急時の出産も相談しましたが、その時の担当医は「規律は規律ですから・・」として、5日間の強制入院と妊婦、新生児以外は出入り禁止。面会も13歳以下は認めないということでした。つまり、重度障害を持つ万然が一緒におれないということで、断念した経緯があります。
 しかし今回はこの際、万然の経過観察を行うということになり、「二人入院に付き添いという形」が実現しました。苦肉の策だったと思いますが、県立病院のご厚意に感謝します。
解釈や運用というものはこういうことです。四角四面で現実的でない規約は医療分野だけでなく、世の中には多々存在します。もっと、柔軟性を持って対応すれば、解決の道はあると思いました。先ほど電話連絡が有り、こだまこの体重は今朝の検診で出生時の体重とほぼ同じ2,530まで回復したようです。もうしばらく、様子を見たいと思います。

駐車場で.JPG


【万然の時と同じように、南部こども医療センターの駐車場で残してきたこだまこ、万然に向かって「がんばってよー、エイ、エイ、オー」と雨の中叫ぶ兄弟姉妹たち。(長女の依奈(えな)以外は面会もできなかったので、その分、思いも強い。】
 
 しかし、このような事態は後藤家では、めずらしくはありません。この2週間を振り返っても、大きな節目、出来事がたくさんありました。

 先月19日はタイムス住宅新聞の連載打ち合わせ、二日後こだまこ出産(21日)、二日後新しい設計監理の契約(23日)、次の日24日、妻の40歳の誕生日、名づけ、出生届提出、次の日25日にPTA理事会、二日後の27日瑕疵担保保険現場検査、そして次の28日こだまこの検査予定でした。3月3日のひな祭りの日は、役場前広場であった飲酒運転絶滅運動の一環として与那国馬のげんちゃんをつれてキャンペーンに参加。この日、助産婦来訪。 
 昨日4日、検査後緊急入院となりました。昨日はこの他、14日に講演予定の浦添市の会場視察もありました。夜は那覇の木造住宅の書類届けもありました。

 その間、毎日現場監理業務、大工さんの食事や世話、馬をはじめとする家畜・家きんの世話があります。先週は3月1日(土)に私自身がアキレス腱を痛め、救急治療を受け松葉杖が必要となりました。これも、想定外のことです。ただ、治療の結果、3日のイベントには我が家に宿泊中の大工さんの内お二人に馬引きをお願いしてなんとかやり越しました。

げんの交通安全.JPG


【ゲンの紹介では「野生の馬は暴れます。しかし、馬を手綱でコントロールすると大丈夫。これを右に引くと右を向きます。ハンドルの役目。手綱を手前に引くと止まります。ブレーキの役目。馬も車も同じです。乗る人がしっかりしていると事故は起こりません。このキャンペーンが「馬」くいって事故が減って欲しいと思います。(拍手)「ああ、うまく言えてよかった!」(笑い)。即興でしたが、馬く言えました。】

DSCF1139_R.JPG


【飲酒運転撲滅キャンペーンに参加したゲン。山本大工さん、中村大工さん、許可をしてくれた内田棟梁、ありがとうございました。】

 慌ただしくも、広範な活動は刺激的で心も体も熱くなります。今日は北部の今帰仁村(なきじんそん)と本部町(もとぶちょう)にアスベストの調査業務に出発します。あさっては、「我が子かどうか」法務省の調査があります。これを受けないと、戸籍に載りません。これも大事な節目です。

 いつもの赤ちゃんの泣き声やどっしり赤ちゃん(?)の万然がいないのは寂しいですが、しばらく留守番部隊でつないでいきたいと思っています。今朝も午前6時、まだ暗い中、昨日に続いて餌あげは子どもたちで午前7時までに終えました。長女は大工さんの分を含めた朝ごはんを作りました。思わぬアクシデントも、野性的な子どもたちにとっては、力量発揮の場となっています。

紙芝居.JPG


【紙芝居を披露するさわみこ。もうすぐ1年生です!】
posted by 塾長 at 11:14| 教育・子育て