油断は禁物!夏の食中毒を防ぐために「賞味期限を厳守すべき食品」5個

写真拡大

みなさんは、食べ物の賞味期限を守る方ですか? もちろん、ものによってはそれほどこだわる必要のないものもありますが、中には守らないと食中毒の原因になるものもあります。

とくに、夏場は気温と湿度が高いので注意が必要です。そこで今回は、賞味期限を絶対に守るべき食品5個を、英語圏の情報サイト『Natural ON』を参考にして、お伝えしますね。

 

■1:卵

卵は、食中毒になる原因のナンバーワンだそうです。昔の人たちは、卵を割ってみて、黄身が“こんもり”していれば大丈夫、と判断していたようですが、食中毒のリスクを避けたければ、賞味期限を守った方が無難ですよ。

 

■2:鶏肉

鶏肉も、食中毒の原因のトップテンに入ります。大腸菌がいる可能性が高いので、賞味期限を守ることはもちろんのこと、期限以内でも扱った後には必ず手や包丁、まな板、流しなどを消毒してくださいね。

 

■3:ソフト系のチーズ

同じチーズでも、固いチェダーチーズなどは、カビをのぞけば食べられる場合もありますが、ソフトチーズにはリステリア菌が含まれている場合がありますから、賞味期限を守った方が正解です。

 

■4:ひき肉

毎年アメリカでは、ひき肉による食中毒が問題になります。アメリカ人が、ハンバーガーなどをグリルで焼いて食べることが多いからなのですが、ひき肉には大腸菌が付着していることが多いそうです。なので、必ず賞味期限を守ってくださいね。

また、夏にハンバーグを食べる時は、中までよく焼いてもらった方がよいですよ。

 

■5:貝類、甲殻類

貝類や甲殻類には、ビブリオ・バルニフィカスという菌が付着しています。新鮮なうちに食べれば、それほど問題はありませんが、少しでも古くなると、こういった菌が大量発生してしまうので、食中毒になる危険性が高くなります。夏場は生では食べない方が安全かもしれません。

 

以上が、食中毒になりたくなかったら賞味期限を厳守すべき食品5個でした。賞味期限には、それなりの理由があります。とくに、小さいお子さんをお持ちの方や、お年寄りと一緒に住んでいる方は、十分にお気をつけくださいね。

 

【関連記事】

※ 牛肉ならレアでOK…でもない!「加工肉ステーキ」に潜む食中毒リスク

※ 鮮魚を丸ごと買うときは注意!寄生虫「アニサキス」食中毒の恐怖

※ 食中毒の原因にも!冷蔵庫を「バイ菌繁殖マシン」にしない5つの常識

※ メロンで死亡するケースも!? 食中毒を引き起こす意外な食品7個

※ レア好きは注意!ハンバーグは中まで焼かないと食中毒の恐れあり

 

【参考】

※ 10 Foods You Should Never Consider Eating Past the Expiration Date - Natural ON 

 

【画像】

※ Image courtesy of tiverylucky/Free DigitalPhotos.net