コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

滅んだからこそ生える芽がある

「自分でやったほうが早い」でチームは滅ぶ

を拝読させていただきました。
それで去年うち滅んだ。ので最早他人事ではなかった。具体的にどう滅んだのか?
 
以下回想。
 
あるところに2つのチームがありました。2つのチームは本社と支社のような関係でした。本社にはとてつもなくワンマンだけど日本でトップ10に入る技術者がいました。パワハラ当たり前、しかし彼しか出来ないことも多々あり会社は彼を制御することは出来ませんでした。しかし、去年彼のパワハラに耐えかねた本社若手が大量離職し人数が半減しました。支社からも応援と言う名前のドナドナでいった社員も心が折れて辞めました。彼がやりたいことには人手が必要でした。彼の蒔い種とはいえ彼は自分の首を最終的に締めてしまい何もできなくなってしまいました。そして、彼は他の職場へ転職しました。彼は昔ながらの人で技術は学ぶものではなく盗むものという考え方の持ち主だったので後進は育ってなく焼け野原だけが残りました。
 
回想ここまで
 
ここまでが今年の4月の話である。ここから4ヶ月で何が変わったのか?世間的には崩壊してなんか可哀想な職場。そんな風に見えるかもしれない。その通りなんですけどね。だけど、僕には5年位あと普通にやっていたら回って来ない仕事が来たりして自分自身はこの矢面を結構楽しんでいる。あの人とか上とかが一気にやめたおかげで消去法的に回ってきた役回りだが、ずっと支社で基礎研究的なことをしていた僕のやりたいことが陽の目を浴びたりして滅んで組織が小さくなることは悪いことだらけでもないかな?と思った。客は減ったけど単価二倍だし経営側も今のところ許してもらっている。あとは人手が欲しい。しかし、ブラック?という悪評は払拭できず、なかなか新人が来てくれない。とりあえず、来ているインターンを徹底的にご飯をおごることにしたが、自腹なのが痛い。