『本好きへの100の質問』とかいうのが旬のトピックとしてとりあげられていますけれども、どうなんですかねアレ。
◯◯◯への100の質問とかいうたぐいのやつって、10年以上前にテキストサイト界隈で流行った遊びじゃないですか。いやいや10年前どころじゃないですよ、それこそ20世紀のハナシですよ。世紀末に流行した遊びになぜ今頃になってキャッキャウフフしているのか解せません。あなた達は次世代ブロガーという肩書きを背負って生きているんじゃないのか〜(棒読み)。
まあ十年一昔とはよく言ったもので、今この遊びに興じている方々ってのは当時まだテキストサイトなんぞご存じなく、アンパンマンに夢中になっていた世代なのかもしれません。もしくは、バリバリ成長してオナニーのやり方ぐらいは覚えていたけれども、そういったネットでポチポチと湿り気のある呪いごとを綴るという文化を知らなかった人々なのでしょうか。
当時を知っていながらにして今回の波にも乗っかっちゃった人は、センスが無いか、あるいはこんなジメジメした世界に籍を置いているくせして意外と清らかな心を持っている人かのどちらかです。だって、当時から面白くなかったですもん、この企画。
100質って、楽しいのは答えている人と、設問を考えている人だけなんですよね。読む方はゲロがでちゃう。だって、ちゃんと100問大喜利できている人って殆どいないんですもん。あれ、100問本気で答えたところで、それを上から下まで全部読むことをウェルカムとしている読者が居てくれると思う根性が知れませんよ。100問全部とは言わないですけど、半分以上は捻った回答用意しておかないと、途中から拷問になっちゃう。
だからこれに回答している人の多くは、センスが無いか、喜ぶ読者がいると信じている残念な聖人君子のどちらかだ、と申しているのであります。もし今この波に乗じて100問答えかけの下書き保存データがあるブロガーさんは、まだ引き返すチャンスです。よく考えてください。そこに切れ味鋭い答えは用意されていますか? 投稿したら最後まで読んでもらえそうな内容ですか? 百ある甘そうな話なら、一度は触れてみたいですけど。
思わず旬なNGワードが出てしまいました