UPDATE 1-消費増税の反動減の影響、和らぎつつある=麻生財務相
(内容を追加しました)
[東京 5日 ロイター] - 麻生太郎財務相は5日、閣議後の会見で、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減の影響が和らぎつつあり、先行きもそうした流れが続くとの見通しを示した。
13日に公表される2014年4─6月期の実質国内総生産(GDP)は、民間調査機関によると、反動減の影響で前期比年率7%程度(ロイター調査の中央値)の大きな減少になると見込まれている。
これに対して麻生財務相は、1─3月期が駆け込み需要で同6.7%増と大きく伸びた点を指摘し、「(前期比で)下がるのは当たり前であり、驚くことはない。1─6月でどういう数字になるかが大事だ」と強調。そのうえで、6月の個人消費が反動減の影響が残る中でも伸びてきているとし、「反動減が和らぎつつある感じがしている。引き続き、よく見ていく」と語った。先行きについても「6月分が上がってきた流れを下に押し下げるネタはあまりない。そのままいくと思う」との見方を示した。
安倍晋三首相は9月第1週に内閣改造に踏み切る意向を示しているが、「経済再生や財政再建が最重要課題であり、そうしたものを引き続ききちんとやってもらえる内閣改造を期待している」と述べた。 (伊藤純夫)
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