中南米ビジネス・セミナー 安倍内閣総理大臣政策スピーチ
皆さんこんにちは。安倍晋三でございます。
今日この場で、このたび講演させていただくことを大変光栄に思います。
中南米で続けてきた旅は、ここサンパウロで締めくくりとなります。
よい機会ですから、皆様にお約束します。日本の総理大臣や閣僚は、お国ブラジルや、
中南米の国々に、もっと頻繁にやってきます。
外務大臣はもちろん、財務大臣や経済産業大臣など、入れ替わり、立ち替わり、中南米の国々に、顔を出せるようにします。
これから我が国は、まさにこのことを主眼として、中南米諸国首脳の皆さんと、中南米諸国において、またあらゆる機会をとらえて、話し合っていくつもりです。
今度私は、世界の平和、地域の平和に、日本がもっと積極的に貢献できるよう、安全保障の法制度を整備することにしました。
ハイチに赴いた自衛隊の活動は、感謝と、称賛をいただきました。ハリケーン被害の救援に出かけたホンジュラスでも、自衛隊員は、感謝の歓呼に包まれました。
中南米での経験が私たちに与えてくれたものは、もう一度ミストラルを引くならば、「エル・プラセール・デ・セルビール(奉仕の歓び)」だったのです。それがひとつの自信となって、いまや日本の旗印、「積極的平和主義」を掲げる決意が育ちました。
ブラジルの皆様に、中南米諸国の方々に、訴えたいと思います。世界から不幸を、危険を、法の蹂躙を少しでもなくしていくよう、ともに先頭を歩いて行こうではありませんか。
軍縮で、不拡散で、さらには環境問題で、「juntos」、一緒に働ける分野が、近年とみに増えました。あらゆる機会をとらえて協働し、世の中を、少しでも良い方向へと、一緒にリードしていこうではありませんか。平成26年8月2日
全文はこちらです
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0802speech.html
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次元の違う安倍外交は驚異的なスピードで成果を出されて居ます。
民主党政権があのまま続いていたらと思うとゾッとしませんか?
安倍総理は「法の支配のみによる海洋秩序の確立」が、
外交の基本理念です。
各国を歴訪される中で、ご自身の外交理念を証明されています。