pixivで連載され、その壮絶すぎる内容がたびたびネットで話題になっていたWebマンガ「死んで生き返りましたれぽ」が書籍化されることが分かった。作者・竹尾さんが8月11日にpixiv上で発表した。
「死んで生き返りましたれぽ」は、自身の心肺停止からの闘病生活を描いたノンフィクション・リポート漫画。自営業のイラストレーターとして日々体を壊しがちだった竹尾さんは、ある日家で倒れ、集中治療室で目覚める。自分がなんの病気なのか、どのようにここへ運ばれたのかさえ分からない。目覚めてもなお、目や口が自由に利かず、周囲にはいつ死んでもおかしくないと思われている状況だった。
ただ、曖昧な意識の中でも覚えていることは多かった。疎遠だった家族から「どんな形でも生きててよかった」と涙されたことなど、闘病生活中に感じたことを竹尾さんは1話7ページ形式でつづり、「生」について考える機会を読み手に与えてくれる。
第1話は約1900回リツイート、約2300回「いいね!」されるなど話題に。7月に最終話となる第16話を書き終え、同人誌版を出す予定だったが、このたび一般書籍として刊行されることが正式に決定したのだそう(同人誌版の発行は中止)。書籍はフルカラーで、pixiv版に加筆修正を加えたものになる予定。
出版社や発売時期などの詳細は、追ってpixivで連絡するという。作品は現在もpixivで読むことが可能だ。
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「子どもの映画なのに子どもの手に入らない。誰のための特典なのか」といった批判が寄せられています。
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