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嘘っぱちの「731部隊細菌戦賠償訴訟」(1997年提訴)

民事訴訟における「事実認定」は、事実でないことも平気で事実認定しちゃうものなのだ。ここでは、細菌戦や人体実験など存在しなかったと反証をしている記事を、(一部再編集して)転載して取りまとめています。最終的に“あった”と考えるのか、“なかった”と考えるのかの判断は、訪問者にお任せします。

更新日: 2013年10月17日

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中央大 吉見義明教授の731部隊の鑑定書

一九八五年、慶応大学の松村高夫教授らは、古書店で発見された

加茂部隊「きい弾射撃ニ因ル皮膚傷害並一般臨床的症状観察」、
陸軍軍医少佐池田苗夫・陸軍技師荒木三郎「破傷風毒素並ニ芽胞接種時ニ於ケル筋『クロナキシー』ニ就テ」

という疑う余地のない一次資料に基づいて、七三一部隊による毒ガス・破傷風芽胞の人体実験の事実を解明した(松村「『七三一』部隊の実験報告書」『歴史学研究』五三八号・一九八五年二月、前掲『七三一部隊作成資料』)

石井部隊長は京大医学部の出身で、加茂部隊という名称は
京都の加茂川から名前をとったとも言われています。

★★松村高夫の本に関しての疑問点★★

「731細菌戦賠償訴訟」(1997年提訴)が如何に出鱈目か

1993年、吉見義明は、元陸軍参謀本部の井本熊男の業務日誌の中に細菌戦に関する記述があることを防衛庁の図書館で発見した。

4年後、それを証拠として、4人の支那人が731部隊細菌戦国家賠償請求訴訟を起こした。

ところが、井本熊男の業務日誌の細菌戦に関する記述は、おかしなことばかりだ。

結局、731部隊の細菌戦というのは、インチキ事実認定が平気でまかり通る民事訴訟であるにもかかわらず、客観的証拠が何ら提出されなかったために、裁判所は事実認定についても触れなかった!

また、「田中淳雄少佐尋問録」によると、1943年、余暇にノミの増殖研究を命ぜられたが、到底不可能であることが判明した。

つまり、1940年~1942年に731部隊の細菌戦によってペスト被害に遭ったとする「731細菌戦賠償訴訟」(1997年提訴)は、最初から嘘っぱちのでっち上げだったのだ。

「731生体解剖」には日本人も含まれる?

731部隊の6課 石川班の班長 石川太刀雄丸は、731部隊で生体解剖を行ない、その標本を持ち帰ったと言われている。

しかし、本当は、新京、農安でのペスト流行の際の死亡者の病理解剖標本らしい。

後日その標本を日本に持ち帰り、故郷の金沢で保管していた。

戦後このことを知ったアメリカは石川の標本類を没収し、石川に説明のための英訳レポートを書かせて、それらを本国の基地に輸送した。

その英訳レポートの内、ペストに関するものをQ報告という

〔出典〕『戦争と疫病 七三一部隊のもたらしたもの』松村高夫ほか(本の友社)p145

この表では不思議なことに、大量の日本人が含まれている。

日本人7名に対して、支那人(朝鮮人?)5名である。

どうやらマルタの半分以上は日本人だったらしい。

おお、恐ろしや、731部隊は、日本人のいる近くに飛行機で細菌を落としただけでなく、日本人まで生態解剖していたのか?!
――――――――――

ペスト流行の際の死亡者の病理解剖が、松村高夫の細工にかかると、たちまち731部隊による日本人の生体解剖に変わってしまう。

731人体実験の証拠物件に含まれる動物実験結果

731人体実験あった派の資料によれば、いわゆるマルタの番号は1001番から始まっていたとされている。

クロナキシーの実験は第二章にあるように、一〇二六番のみが1001以上の番号になっている
しかも、この一〇二六番は『予防接種実施』と書いてある。

1001以下の番号は一体誰なのかというと、おそらく『馬』でしょう。もちろん馬も人間同様に破傷風に罹ります。

なぜならば…

第二章に『潤背筋』と書いてありますが、こんな名前の筋肉は人間には無いですが、馬にはあります。

《「破傷風毒素並びに芽胞接種時に於ける筋「クロナキシー」に就て」
      (指導 永山中佐)     陸軍軍医少佐 池田苗夫
                      陸軍技師   荒木三郎

第一章 緒論
 「クロナキシー」法は?脊髄又は抹消神経疾患の種類、程度、経過及び予後に関し往来慣用せらるる神経診断法に比し遥に精細適確なる断定を与ふるものなるは既に多数研究者(永井、宮本、小澤)により発表せられたるところなり
 而して此の診断法に於ては筋肉に於ける所謂正常「クロナキシー」を標準として診断するものなるが故に正常値の吟味は極めて緊要なり
 余等は破傷風「毒素」「萌芽」を被検体足背部に接種せる場合に発症時に於ける従属筋「クロナキシー」を測定し被検体の可検筋肉の毒素、芽胞接種、予防接種実施の場合等に於ける値の変化を比較せり

第二章 実験材料及び実験方法
 実験材料は
 毒素 一〇〇〇MLD  三例(二七五・六六五・九九〇)
 最接種(予防接種実施)一例(一〇二六)
 毒素  一〇〇MLD  四例(五一七・三四〇・六九一・九七〇)
 毒素   一〇MLD  二例(九七三・五九五)   (以下略)」
 芽胞   三.〇cc 一例(九九一)  五.〇cc 一例(九八五)
  対照  毒素  一〇〇〇MLD  一〇〇MLD  一例
  対照  芽胞  三.〇cc  一例

以上毒素九例、芽胞二例、対照毒素一例、対照芽胞一例に就き咬筋、鼻筋、眼輪筋、胸鎖乳頭筋、潤背筋、肋間筋、前脛骨筋、腓腸筋等につきそれぞれ「レオバーゼ」(γ)並「クロナキシー」(δ)を測定し大体接種後三乃至十日後に至る発症直前より発症後に症状増悪するに従ひ筋「クロナキシー」を測定し以上各従属筋「クロナキシー」の刺激伝導の変化率により神経機能の昂進か減退か従つて該神経支配下にある筋肉機能の昂進が上行性なるや下行性なるやを探求せんと試 みたり(以下略)》

14歳で731部隊にいたとする証言者

『悪魔の飽食』は旧ソ連のプロパガンダだった。 中川八洋・筑波大学教授 「正論」平成14年11月号

石川太刀雄丸がもっていた病理標本のほかは、米国は石井731部隊から学ぶものがなかった。
東京裁判に訴追しなかったのは、取引をしたからではない。
「免責」という言葉を与えたようだが、初めから訴追する気がなかった。
石井731部隊の訴追にソ連の謀略の匂いを、米国は充分に嗅ぎとっていたからである。

一言付け加えるならば、病理標本(臓器標本ではない)は大量の臨床例があれば人体実験をしなくても作成できる。
そして満州は風土病の宝庫だった。
病理標本の存在だけで、人体実験の実在を断定することは不可能だ。

細部は矛盾だらけの井本日記

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スイカのタネさん

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