タイ「代理出産」 新たに乳幼児6人8月12日 21時13分
タイで日本人男性が代理出産でもうけたとする9人の乳幼児が保護された問題で、この男性が関わった代理出産によるとみられる乳幼児がさらに6人いることが分かり、警察は男性の子どもかどうか確認を進めています。
今月5日、24歳の日本人男性が保有するバンコク郊外のマンションの部屋で生後数か月から2歳前後とみられる9人の乳幼児が保護され、男性は「子どもは自分の子として代理出産でもうけたもので問題はない」と主張しています。
この問題でタイの警察は12日会見を開き、バンコクの病院などの記録を調べたところ、この男性が関わった代理出産によるとみられる乳幼児がさらに6人いることを明らかにしました。このうち4人は、これまで3回に分かれて男性とともにタイ国外に出国していて、男性と同じ名字の日本やタイのパスポートを取得していたということです。
警察は合わせて15人の乳幼児のうち、最初に保護された9人についてはDNA鑑定で父親が同一人物であることが分かったとしていますが、この日本人男性が父親かどうかはまだ分かっておらず、確認を進めています。
日本人男性は問題が発覚したあとマカオに向けて出国していて、警察は弁護士を通じて男性にタイに戻るよう求め、出産のいきさつや背景などについても調べを進めることにしています。
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