重みで一部崩壊の「愛の錠」の橋、パリ市当局は「自分撮り」推奨

2014年08月12日 14:37 発信地:パリ/フランス

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×仏・パリ(Paris)市内の「ポン・デザール(Pont des Arts)」にびっしりと取り付けられた錠(2013年8月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRICK KOVARIK

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【8月12日 AFP】「永遠の愛の町、パリ(Paris)を散策するカップルの皆さんへ:公共の橋に南京錠を固定するよりも、『自分撮り(セルフィー)』で情熱を永遠のものにすることを考えてみて下さい」──。

 パリ市当局は11日、永遠の愛を誓う恋人たちが残した数千個の南京錠が原因で、世界的に有名なポンデザール(Pont des Arts)の橋が損傷を受けるのを防ぐための策として、このようなメッセージを現地に掲げることを明らかにした。

 ポンデザール橋には2008年以降、毎年世界中から数多くの恋人たちが訪れ、自分たちの名前を刻んだ錠を欄干に取り付けてきた。錠を取り付けて鍵をセーヌ(Seine)川に投げ込み、愛を封印するのだという。

 付近の路上では観光客向けに南京錠が売られている。取り付ける場所が限定されつつあるなか、企業家精神に溢れた商売人たちは、掛け金(U字の部分)の長い錠を販売するようになっていた。

 しかし6月には、取り付けられた多数の南京錠の重みによって、欄干が2.4メートルにわたり崩壊。警察が現場に急行し、観光客らを安全な場所に誘導する事態となった。全長150メートルの橋の欄干は現在、錠でびっしりと埋め尽くされている。

 このように、愛も多すぎれば危険になる可能性がある。そのため市当局は、実害が出始めたこの問題に対処すべく動き始めた。

 市当局の職員はAFPに対し、「このアイデアは、愛の錠に代わる自分撮りという代案をカップルに提供するもので、また彼ら(の取り付けた錠)がパリ市内の複数の橋に重くのしかかっているということを説明するためのものです」と語った。

 赤いハートの形をしたメッセージは、13日に橋付近に設置されることになっている。英語、スペイン語、フランス語で書かれ、自分撮りのイメージを特設サイト(lovewithoutlocks.paris.fr)に投稿したり、ハッシュタグ「#lovewithoutlocks」を付けてツイートしたりするよう促すという。

 メッセージにはまた、「私たちの橋は、あなた方の愛を証明する行為にもはや耐えることができません。愛の錠はもういりません」との一文もあるとされる。

 またインスタグラム(Instagram)では、最高の一枚を決める自分撮りコンテストも行われており、結果は来週発表される予定だという。(c)AFP/ Zoé LEROY

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