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【大リーグ】

青木、全4打席出塁&3盗塁 1番打者のかがみでチーム7連勝に貢献

2014年8月12日 紙面から

◇ロイヤルズ7−4ジャイアンツ

 1番打者のかがみ!! ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は10日、地元でのジャイアンツ戦で2打数2安打2四球と全打席出塁。今季自己最多の1試合3盗塁も決めるなど、チームの今季2度目の7連勝に大きく貢献した。4打席以上で全て出塁は昨年9月22日のカージナルス戦以来。共同電によると、本人も「こういう働きをしたのは久しぶりな気がする」と充実感に浸った。

 1回、内野安打で出塁すると、「(投球)モーションが大きいので勝負できる。積極的に行った」といきなり二盗を決め、マウンド上のジ軍先発リンスカムを揺さぶり、4点先制劇の“水先案内人”を務めた。

 四球を選んだ2回は二走ダイソンと示し合わせて重盗。後続の凡退で実を結ばなかったが、サイ・ヤング賞2度受賞の右腕を精神的に追い詰めた。4−1の4回1死三塁では右前適時打で貴重な中押し。リンスカムを今季最短タイの3イニング1/3降板に追いやった。

 青木は直後、2番手グティエレスからも2死から二盗を決め、ペレスのダメ押し2点弾の呼び水に。メジャー1年目の2012年6月23日のホワイトソックス戦で4盗塁して以来自身2度目の1試合3盗塁で、“切り込み隊長”としての役割を十二分に果たした。

 「この時期の連勝は大きい。流れに乗って、(自分も)最高のプレーを見せていきたい」と青木。地区首位タイガースにも0・5ゲーム差と肉薄。6月19日以来の単独首位も見えてきた。ロ軍は6月にも10連勝を記録。「1シーズンに7連勝以上が2度」はワールドシリーズ(WS)を制した1985年以来でまさに吉兆だ。そのとき以来となるポストシーズン(PS)進出に向け、青木がロ軍を強力にけん引する。

 

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