蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】来季交流戦は18試合 パ・リーグ折れた2014年8月12日 紙面から プロ野球の12球団代表者会議が11日、東京都内で開かれ、来季の交流戦を現行の24試合制から18試合制に削減する方向で合意した。セ・リーグが以前から主張していた縮小をパ・リーグが受け入れた。9月1日の実行委員会で正式決定する。 詳細な日程編成は今後詰めていくが、他リーグの6球団と3連戦を1度だけ行い、各球団ともホーム3カード、ビジター3カードとなる見込み。2016年は、15年のホーム、ビジターを入れ替え、2シーズンで6球団とのホーム&ビジターの対戦が完結する。17年以降に関しては今後、協議する。 またシーズン試合数維持のためリーグ内の対戦を1試合増やして25回戦とし、1試合減の計143試合となる見通しだ。対戦数が奇数のため、カードごとのホームとビジターの試合数に1試合の差が生じ、こちらも2シーズンで同数となる。 交流戦は05年に36試合制で始まり、07年から24試合制に変更。各カード4試合(ホーム、ビジター2試合ずつ)で、2連戦をベースに日程が組まれていた。また同一リーグの対戦が奇数となるのは交流戦開始以前でシーズン135試合(各カード27回戦)だった1997〜2000年以来。 交流戦の日程問題はセの提案が通る形で決着した。パに白旗を揚げさせた11日に発表した「来季日程に関するセ・リーグの考え方」の中で主張した根拠は主に2つ。1つは日程消化の問題、もう1つは野球日本代表「侍ジャパン」の存在だ。 4球団が屋外球場を本拠とするセは雨天中止が多く、11日現在でパの5試合に対し、2倍以上の13試合。「リーグ戦の日程が厳しくなっている一因は交流戦にある。24試合制は2連戦が最小単位となり、3連戦が基本のリーグ戦に比べて日程編成のロスが生じる」と断じ、天候という物理的な問題でパを攻め立てた。 侍ジャパンに関しては来年11月に予定される国際大会「プレミア12」を挙げ、「事前の練習と強化試合を踏まえると、来季は日本シリーズを11月1日までには終えなければならない」と主張。12球団が一致団結して推し進めるべき代表活動という“錦の御旗”を立て、日程短縮の正統性を補強した。 交流戦18試合制では、本拠地と敵地での3連戦を隔年で戦う形式に変わる見込み。その年の成績で争う交流戦優勝に、パの主張してきた「公平性の問題」が生じる。セの三原一晃理事長(DeNA球団取締役)は「課題として認識している。早急に話し合いを始めていかなければ」と語った。 4日の12球団代表者会議の後、パは6、8日と臨時理事会を開いて協議。最後まで現行の24試合制維持の可能性を模索してきたが、ついに折れた。村山良雄理事長(オリックス球団常務)は「反対意見もあったけど、日程の問題は12球団で力を合わせて解決していかないといけない」と話した。 (小林孝一郎) PR情報
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