猿が撮影した写真の著作権をめぐり写真家がWikimedia財団を提訴 9
ストーリー by hylom
リモート操作で自分でシャッターを切れるようにすればよかったのに 部門より
リモート操作で自分でシャッターを切れるようにすればよかったのに 部門より
take-ash 曰く、
以前、野生動植物写真家David Slater氏が「猿が撮影した写真の著作権は自分にある」として写真を掲載したニュースサイトに削除を求めるという話題があったが(猿が撮影した写真、著作権は誰に?)、このSlater氏がWikimedia Commonsからの写真削除をWikimedia財団に求めたところ、財団側はカメラのシャッターを押したのはスレーター氏本人ではなく、1匹のクロザルであり、該当の写真は『パブリックドメイン』であるとしてこれを拒否。そのため、裁判にて決着を付けることとなった(Telegraph、GIGAZINE、WIRED.jp、NHKニュース)
Slater氏は、氏が多額のコストをかけて準備をしたおかげでこの写真は撮影できたと主張、無料でこれを使われることは収入源を脅かすことだと述べている。
一方のWikimedia財団側はSlater氏に著作権が属することについて同意せず、また、人間以外が撮影した写真に対し自動的に著作権が与えられることはないと主張。今回の写真について著作権を保有する者は存在していないと述べている。
サルは創作したのか (スコア:2)
「こんな風に撮るとウケそうだなぁ。面白いなぁ」って。
猿に写真を撮らせるのは簡単なことではなく、カメラマンに何らかの報酬があっていいと思いますが、
今ある法律にそって判断した場合はカメラマンが負けそう。
Re:サルは創作したのか (スコア:2)
日本の法律だとサルは生き"物"だから、
撮影の特殊な器材となって撮影者(人)が権利者なんじゃないかと。
海外でも同じ気がしますが、被写体の動物に肖像権があるぐらいの国もありそうだな。
ペットの猿にカメラを持たせて撮った別の人に飼われている猿の映像に色々な権利が絡みそう。
Re: (スコア:0)
サルが権利者だ、って話じゃなく、偶然に撮れたものなので個人の創作物ではない、という理屈。
撮影者というか写真の第一所有者(?)が彼なのは誰も疑わないが、その写真はどう扱ってもいいよね、って感じ。
「飼ってるサルに意図的にカメラを持たせて撮影させた」だったら話が変わってくる。
Re:サルは創作したのか (スコア:1)
「サルに撮らせるよう仕組んだ」のではなく「サルに奪われ、偶然撮れた」ということなのですよね。
で、状況をカメラマンに不利に見たら「奪われた後はカメラマンの創作物とは認めない」となり、
有利に見たら「撮影するためにサルの場所に行ったのだから、経緯はどうあれカメラマンの創作努力によるものだ」となるわけで。
…個人的には、カメラに写ったものは原則としてカメラの所有者の著作物と”みなし”ておく方が好みなのですが。
(その上で、写ったモノの創作性が薄いから却下、写ったモノが他人の権利物だから云々、となっていく)
勝手に写ったものだからパブリックドメインだもん!とか言うと、なんかそのカメラの持ち主の権利が弱すぎる気がする。
#それはそれとして、この話題自体は古いものですよね。長年何度もやりとりしてる話。
Re: (スコア:0)
安定のhylomクオリティ (スコア:0)
タレこみでは正しい写真へのリンク
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Macaca_nigra_self-portrait_(ro... [wikimedia.org]
の括弧が全角化されてて
「この名前のファイルは存在しませんが、アップロードできます。」
犬をけしかけて人を襲わせても (スコア:0)
襲ったのは犬なのだから、飼い主はただの監督不注意ですってか
>カメラのシャッターを押したのはスレーター氏本人ではなく、1匹のクロザルであり、該当の写真は『パブリ (スコア:0)
セルフタイマーやオートフォーカス機能を使って撮った写真は、パブリックドメインもしくはその機能を搭載したメーカーのものだろうか?
IDEで自動補完されたソースコードのその部分は、パブリックドメインもしくはその機能を搭載したメーカーのものだろうか?
オレ(カメラマン)はサルにシャッターを押させる依頼をした (スコア:0)
とか、「サルにシャッターを押させるための扇動をした」とか言わないと。
そういえば、「昆虫交尾図鑑」は後日談ない?
『昆虫交尾図鑑』トレース疑惑、「担当不在」繰り返す飛鳥新社と「企画協力者」の不可解 [biz-journal.jp]これぐらいかなあ?