日本全国のお仕事と家族サービスを頑張っているパパさんへ。
一眼レフなんか使わなくても、iPhoneカメラで撮った写真が、
プロが撮影した写真のように、みちがえる最高の一枚になる!
そして、家族内やパパ友の間で父親株が急上昇する!ことを目的に始まった企画。
前回までは、東京スカイツリーを舞台に、iPhoneカメラを使った撮影術を勉強してきました。
第1回は、撮影場所の選び方や遠近感を活かしたトリック写真について。
「東京スカイツリーをiPhoneで撮るのをプロが教えたら、パパがどんどんカメラが上手になった件 第1回」
第2回は、iPhoneカメラの重要な機能である「HDR機能」について。
「東京スカイツリーをiPhoneで撮るのをプロが教えたら、パパがどんどんカメラが上手になった件 第2回」
第3回は、人物撮影の被写体の美しさを数倍キレイにするレフ板術について。
「東京スカイツリーをiPhoneで撮るのをプロが教えたら、パパがどんどんカメラが上手になった件 第3回」
さて、今回は舞台を上野公園に移しまして、
iPhoneカメラでさらにプロレベルの写真が撮影できるように、
iPhone専用の魚眼レンズや望遠レンズの活用方法を学んでいきます。
ポイント⑦魚眼レンズを実践的に使いこなそう!
魚眼レンズとは、皆さんご存知の通り、
魚の視点のように被写体が丸く写り、
強い歪みによって人間の肉眼とは違った視覚を味わえるレンズです。
一度は使用してみたいと思ったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、
実はiPhoneにも専用の魚眼レンズがあります。
「魚眼レンズ?なんか親近感を感じるネーミングばーい。
でも、普通の撮影シーンで使うことあると?」
「めんたいこさん。
魚眼レンズはオモシロ写真が撮れるだけではなく、
意外と実用性もあるんですよ。」
「実用性?例えばどんなシーンね?
しかし、人の名前を覚えん先生ばい...。」
「はい。例えば、大きなモニュメントを背景に記念撮影をしたい場合、下の写真のように、通常のレンズで撮影すると、背景のモニュメントがフレームに入りきれず、一体何なのか分からなくなってしまうことありますよね。」
「たしかに、これは分からんね....。
なんかヒレがあるように見えるばってん...。」
「はい。そんな時に魚眼レンズを使用すると、
背景のモニュメントの全体をフレームに入れることができ、
且つ、オモシロ写真に仕上げることができます。」
「おりょ!クジラさんやったとね!
たしかに、これは実用的でもあり、オモシロ写真ばーい。」
「はい。あとは下の写真のように家族でボートに乗った時など、
狭い空間の中で撮影する際も便利です。
「おりょー!躍動感も出て良い写真ばーい。」
「はい。魚眼レンズで撮影すると、写真に躍動感が備わるので、
その場の臨場感を伝えることができます。
お子さんが楽しんでいる瞬間を切り取るには最高のレンズです。」
「お父さんには、うってつけのレンズばーい。」
「あと、画面の端に行くほど大きく歪みますので、
その特性を活かして、写真に動きや勢いを付ける使い方に、
是非、チャレンジして欲しいですね。」
「なるほどー。他にはiPhone専用でどんなレンズがあるとねー?」
「はい。他には望遠レンズや広角レンズなどがあります。」
左から、魚眼レンズ、望遠レンズ、広角レンズ。
「望遠レンズを使うと背景をボカして、雰囲気のある写真を撮る
ことができますよ。」
「おりょー。なんか夏休みのいい想い出ばーい。」
「はい。このように、ちょっとレンズを変えるだけで、
いつも撮っている写真とはひと味違った雰囲気のある写真を撮影
することが出来ます。」
iPhone専用のレンズの活用方法を学んで、
ひと味違う写真を撮ることができるようになったパパさん。
次回からは、撮影した写真をさらにクオリティーアップする為の
写真加工術を学ぶ予定です。
続きは来週!!