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ロ スノーデン元職員の滞在延長認める8月7日 22時39分
アメリカの情報機関による大量の個人情報の収集を告発し、ロシアに亡命しているCIA=中央情報局のスノーデン元職員に対して、ロシア政府はさらに3年間の滞在延長を認め、引き渡しを求めているアメリカは強く反発するとみられます。
機密情報を漏らした疑いなどでアメリカによって訴追されているCIAの元職員スノーデン容疑者は去年6月にロシアに入国したあと、1年間の亡命が認められましたが、期限切れを迎えたため、亡命の延長を申請していました。
これについて、元職員を支援しているクチェレナ弁護士は7日、モスクワで記者会見し、「ロシア政府がスノーデン元職員の滞在をさらに3年間延長することを認めた」と述べました。
そして、スノーデン元職員が5年以上にわたってロシアに滞在すれば、ロシア国籍の取得も可能だとする見方を示しました。
弁護士によりますと、元職員は現在、IT分野の仕事をしていて、美術館や商店を訪れることもあるということです。
スノーデン元職員を巡っては、アメリカ政府が引き渡しを求めていますが、プーチン政権は法的根拠がないとしてこれに応じず、今回、さらに滞在の延長を認めたことで、アメリカは強く反発するとみられます。
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