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経済
【モンハン10周年】出会いの場つくる「協力プレー」 「狩りコン」・USJ・温泉…
2014.8.11 19:07
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20~30代の男女でにぎわう東京・新宿のイタリア料理店。だが、集まった客らはワインもそこそこに、手にした携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の画面を見つめていた。この日集まった客は、モンスターの狩りを楽しむカプコンの人気ゲームソフト「モンスターハンター(モンハン)4」のファンばかり。同ゲームを共同でプレーし、男女が親交を深める「狩りコン」というイベントだ。
今年1月に第1回を開催して以降、狩りコンの参加者は膨らみ、チケットが完売になるケースも少なくない。5月に開かれたイベントは350人以上が参加し、複数の店舗を使った大がかりな催しとなった。
「共通の趣味の友達ができた」、「次回も絶対参加したい」と参加者の評判も上々だ。8月18日には、10周年記念モンスターハンター展が開かれている渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)でも、狩りコンが開催されるという。
ファン層拡大
モンハンは平成16年の第1作以降、累計販売本数が2800万本に達する人気シリーズだ。人気に火をつけたのが、17年に発売された携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」用ソフトだ。携帯ゲーム機の通信システムを利用し、ひとつのミッションを複数の仲間と一緒に攻略する「協力プレー」を容易にした結果、初心者でも友達と協力して強いモンスターを狩ることができるなど、新しい遊びのスタイルが一気に普及した。
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