ニュース詳細
情報持ち出し2億件余か 再逮捕8月11日 13時03分
K10037245911_1408111311_1408111318.mp4
ベネッセコーポレーションの顧客情報が流出した事件で、逮捕されたシステムエンジニアが持ち出した情報は延べ2億件余りに上り、3つの名簿業者に合わせて400万円で売却していたことが、警視庁のその後の調べで分かりました。警視庁は11日、およそ2000万件の顧客情報を不正にコピーしたとしてシステムエンジニアを再逮捕し、情報が拡散した実態を詳しく調べる方針です。
再逮捕されたのは、ベネッセコーポレーションの顧客情報のデータベースの保守管理を担当していたシステムエンジニア、松崎正臣容疑者(39)です。
警視庁の調べによりますと、松崎容疑者はことし6月、ベネッセの営業秘密に当たる顧客情報2000万件余りを名簿業者に売却する目的で記憶媒体にコピーしたとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
調べに対し、容疑を認めているということです。
松崎容疑者は1000万件余りの顧客情報を不正にコピーしたとして、すでに逮捕・起訴されていますが、警視庁のその後の調べで、持ち出した情報は延べおよそ2億300万件にのぼり、東京都内の3つの名簿業者に合わせて400万円で売却していたことが分かりました。
顧客情報はその後、全国各地の教育関連会社や学習塾など数百社以上に流出したとみられ、警視庁は、取り引きに関わった名簿業者から話を聞くなどして情報が拡散した実態を詳しく調べる方針です。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 流出元の特定警戒し持ち出し情報選別か (8月7日 13時08分) ・ ベネッセ情報流出 2業者への売却も認める供述 (8月6日 18時14分) |
[関連リンク] |
|