無断転載された下段の15作品の全てが、「インターネットのヤフーに放射無料素材で検索し、出てきた画像をクリックし、表示された無料の画像の中から選択して使用したものです。したがって、当方は、御社の著作物を使用した認識はありません。」とのこと。
で、その主張を検証してみたところ、ヤフーでもグーグルでも、新潟民医連で無断使用されている当社の作品は一点もヒットしない。(2014年1月28日現在)
また、新潟民医連の冊子の背景画像は、すべて当社の個別の拡大画像から転載されており、それらの元画像には、全て「禁無断転載」と「著作権表示」がある。そうした矛盾点を指摘すると、代理人味岡申宰氏は、それに対する本質部分での回答をスルーして、「(前回の通知書に)記載したとおり、「無料」の検索表示により出てきた画面の画像を使用したものです。御社の著作権表示や禁無断転載の表記等に連結することのできる画面までアクセスしたかどうかは定かではありませんが仮に、禁無断転載等の表示があり、料金表の表示を閲覧し、その旨認識した場合には使用しなかったものです。」 おいおい、15点もの画像、当社のサイトに来ずにどうやってパクッたの?・・・。
まだその上、〇著作権を守りたければサーチエンジンに拾われないようにしろ、それは技術的に可能だ。〇御社の場合は、これまで本件と同様の紛争が多数発生しているにもかかわらず、拾われないような措置を講じていない。〇従って著作権を放棄していると考えられる等という旨の主張を重ねる。
あのね、サーチエンジンの画像検索は、従来の紙カタログに代わるものとして、当社以外にも多くの同業写真エージェンシーが活用しています。また、「拾われないような措置」と言われましてもね、難易度の多少の違いこそあれモニター画面に表示される画像の全ては複製が可能なのです。
新潟民医連代理人で新潟県弁護士会会長でもあらせられる、弁護士味岡申宰氏の主張は、それこそ「コピーできるものは使ったらいい。盗られる方が悪い。頑丈に画像にプロテクト掛けてないものは著作権を放棄したものだ。」と言っていると受け取られても仕方がないのではないですか?
ネットで表示されている画像の99,9%以上は、プロテクトはおろか著作権表示も無いんですよ。でもそういう画像も、全て「著作権法」という法律で保護されているんです。
★インターネット上の著作権(警視庁HP)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no23/net/net.htm
法律の専門家のくせに、言ってることド素人並み。根本的におかしいでしょう? |