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印南敦史印南敦史  - ,,  07:30 AM

嫌われない話し方のポイント6つ:印象に残す、正論で攻めない、反対するなら意見を...など

嫌われない話し方のポイント6つ:印象に残す、正論で攻めない、反対するなら意見を...など

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誰しも人には嫌われたくないもの。そこで、「コミュニケーションの中でも、特に重要な『話し方』にポイントをしぼって紹介した」という新書が、『嫌われないコツ』(植西聰著、ディスカヴァー携書)。


「話し方が自分の人生にどんな影響を与えているのか?」について、真剣に考えたことのある人は多くないかもしれません。しかし話し方は、私たちが思っている以上に、その人の印象を左右し、運気にも影響を及ぼします。(「はじめに」より)


とは著者のことば。では、どんな話し方がいいのでしょうか? 第4章「意見の伝え方を工夫する」から、いくつかを引き出してみましょう。


印象に残す


自分の意見を伝えたいときは、聞いている人たちに「それはおもしろい」という印象を残すべき。そしてそのために必要なのは、意見を魅力的に話すことだといいます。たとえば、上司から「大事な取引先の社長を接待したいのだが、どこかいい店を知らないか?」とたずねられたとします。そんなときは「駅の近くにある懐石料理のお店がいいと思います」とだけ答えるよりも、「この懐石料理の店がおすすめです。なぜなら、最上階なので景色がキレイなこと。個室が予約できること。そして、旬の素材しか使わないので、どの料理も新鮮でおいしいことです」と伝える。具体的かつ魅力的に話すことで、印象を残すことができるというわけです。(104ページより)


客観的に話す


主観的でプラスの情報ばかりを並べられると、「いいことばかり言ってるけど、本当?」と、かえって疑いを持たれてしまうもの。むしろ意見を伝えるときには、第三者の情報を使う方が信用度が増すといいます。自社の商品を売り込む場合も、「このお茶を飲むと、美しくなります。5キロ痩せたという主婦もいれば、お肌がツルツルになったという若い女性もいます。他にもさまざまな効果が実証されています。本当ですよ!」と主観を並べるより、「ある大学の研究によれば、このお茶には美容効果のある成分が含まれており、各方面から注目が集まっています」というふうに、客観的なデータを使う方が効果的だということ。(106ページより)


反対するなら意見もセットで


誰の意見に対しても否定的な反論をする人がいますが、当然ながら周囲の人たちは「なんでもかんでも反対するから、意見が出にくい雰囲気になってしまう。あの人がいると会議が進まない」と感じているもの。もちろん本人はよかれと思って発言しているのですが、それが伝わらないのは「どうしたらいいか」という建設的な意見を一切言わないから。つまり反対するのなら、自分の意見もセットで話すことが大切。そうすれば悪い印象を与えることを防ぐことができ、反対の発言にも重みが増すといいます。(110ページより)


自分ばかり話さない


「過ぎたるはなお、及ばざるがごとし」ということわざは、意見を口にする際にもあてはまると著者は指摘しています。状況や目的におかまいなく、一方的に自分の意見ばかりを言っても、マイナスにしかならない場合があるということ。結果的に「うるさい人」「人の話を聞けない子どもじみた人」「文句ばかり言うネガティブな人」といった評価をされ、イメージダウンしてしまうことも。また、うっかり口を滑らせて失言してしまうようなことがあれば、せっかくのいい意見も埋もれてしまって当然。意見を言うべきときは、相手の意見を聞くときでもあるので、見極めが大切だということです。(114ページより)


正論で攻めない


「この人の意見は正しいと思う。でも聞いていてイヤな気持ちがする」

周囲にそんな印象を与える人の特徴は、正論で攻めようとすること。だから、ひとりを失敗者と決めつけ、攻めているように感じさせてしまうのです。しかし人は、気持ちで接しない限り、正しいことも受け入れないもの。意見を言うときは、正論を言うよりも先にまず、相手の感情を受け止めることが大切だということです。(116ページより)


質問で切り返す


逆に、自分が出した意見に対して「それは反対だ」「違うと思う」と反論されたときはどう対応すればいいのでしょうか? まず、絶対にしてはいけないのは、相手に怒りを向けること。なぜなら感情的な人がいると、周りは緊張し、活発な意見交換ができなくなってしまうから。でも逆に、反論されてオドオドし、必要以上に萎縮してしまうのも考えもの。

大切なのは、取り乱すことなく、まず相手の意見に耳をかたむけることだと著者は言います。「もしよかったら、反対なさる理由をもう少し聞かせてもらえませんか?」と質問を投げかけ、相手の真意を探ってみるわけです。相手は否定したくて反論したのではなく、会議において周りは同じ目的に向かう仲間だと意識することが大切だと著者はまとめています。(118ページより)



1項目1見開きの構成になっており、読みやすいことも魅力のひとつ。ちょっと時間が空いたときにさっと目を通すだけでも、多くのことが学べそうです。


(印南敦史)

 

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