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仏製除染装置を廃止=トラブル多く3年使わず―福島第1

時事通信 8月11日(月)20時38分配信

 東京電力は11日、福島第1原発事故の当初、放射能汚染水の処理に使用した仏アレバ社製の除染装置を今後使用せず、廃止することを明らかにした。トラブルが相次ぎ、2011年9月以降は使われていなかった。
 東電によると、この除染装置は主に、汚染水に含まれる放射性セシウムを吸着させ、濃度を低減するため使われた。11年6月から運転を始めたが、トラブルが相次ぎ稼働率が低かったほか、機器の修理などで作業員の被ばく線量も高かった。
 別の装置だけで汚染水処理ができるようになった11年9月以降は、待機状態が続いていた。
 東電の白井功原子力・立地本部長代理は記者会見で「それなりに十分役に立った」と述べたが、装置にかかった費用は明らかにしなかった。 

最終更新:8月11日(月)20時43分

時事通信

 

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