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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,  10:00 PM

初対面の状況でよくある「気まずい雰囲気」を避けて、楽しい時間を過ごすコツ

初対面の状況でよくある「気まずい雰囲気」を避けて、楽しい時間を過ごすコツ

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人の興味を引く人間になるには、天賦の才能が必要だとか、「パーティーの盛り上げ役」にならなければダメだと思っていませんか? 必ずしもそうとは限りません。良い印象を与えたいからといって、すべて人の目を自分に集める必要はないのです。この記事では、交流の場で誰もが使えるテクニックをいくつか紹介します。


まずは交流の場に参加する


どんなに人間嫌いの人や自己評価の低い人でも、自分が情熱を抱いているテーマが話題になっている時や、心からの関心を抱いている相手と話している時には、人の興味を引きつけられるものです。大事なのは、そういう自分にうってつけの会話を見つけ、無理矢理にではなく自然に興味を持ってもらうことです。けれども、そのためにはしばらくの間「コンフォートゾーン」から踏み出さなければなりません

まずしなければならないのは、もちろん交流の場に出て会話をすることです。「The Splendid Table」の最近のエピソードのなかで、著者のJessica Hagy氏がJennifer Russell氏に対して、まずしなければならないのは実際に交流の場へ出ることだと語っています。それだけでも、多くの人にとっては充分に難しいかもしれません。


誰か興味深い人たちの観察者に徹して、人生経験の場とするのでもかまいません。それも何かを学ぶ経験になります。あるいは、もう少し盛り上げ役に回っても良いでしょう。いずれにしても、大切なのは交流の場に参加することです。


最初の一歩は、探検してみること。自分のコンフォートゾーンから踏み出し、誰かの家の中を初めて歩き回るのは、それ自体がひとつのステップです。


探検といっても、ホストの家の戸棚やクローゼット、引き出しを引っかき回せと言っているわけではありません。冒険的になれ、なじみのない食べものに挑戦し、会話を通じて知らない人と関わり合え、と言っているのです。


知らない人を相手にする時には、ぎこちない会話になっても仕方ありません。必要なのは、相手を誘う餌と話題になるテーマです。危害を与えるような人間ではないという印象を与えると同時に、相手に追い払われたり引っかかれたりする覚悟をする必要もあります。


Hagy氏の説明は、とても適切です。実際にあなたを追い払ったり引っかいたりする人はいないでしょうが、交流の場には多大なストレスが伴います。社交上手の人でさえ、知らない人でいっぱいの部屋に放りこまれたら苦労するはずです。知り合いが何人かいる場合でも、知っている人が誰もいない場合でも、原則は同じ。最初の一歩は、とにかく社交の場に出ることです。


観察上手、聞き上手になる


覚えておいてください。「人の興味を引く」というのは、誰よりも強い印象を残すことでも、全員の心をとらえる話をすることでもありません。大切なのは、話をした相手に良い印象を残し、楽しい会話をすることです。ハードルを下げましょう。パーティーの出席者全員が場の「中心」になる必要はないのです。

パーティーで楽しく会話をするコツについては以前にもお話ししましたし、初対面の相手とうまく会話をする方法についても紹介しました。今こそ、そのスキルを発揮する時です。部屋をぐるりと歩きまわってみましょう。ディナーパーティーなら、テーブルに上にある食べ物の中で、初めて見る物や興味があるけれどまだ食べたことのない物にチャレンジしてみましょう。Hagy氏も言っているように、コンフォートゾーンから踏み出すのは大変かもしれません。ですが、必要に迫られれば、話題はすぐに出てくるものです。最初の目標は、興味深いと感じた人をじっくり観察すること。興味の対象となる人を見つけて話をすれば、きっとあなたも相手の興味を引くことができるはずです。

けれども、自分が話し始めるまえに、相手の話に耳を傾けることが大切です。話し上手と自負している人でも、それは同じです。すでに何かを話している人たちの輪に加わるなら、相手のボディランゲージをよく観察して、門戸を開いてあなたを会話に招き入れる気があるのかどうかを確かめること。その気がなさそうなら、次へ行きましょう。仲間に入れてもらえそうなら、しばらくはただ耳を傾け、会話が自然に流れるままにしてください。発言するチャンスが来たら発言しましょう。ただし、発言する理由を無理に作ってはいけません。「ちょっとした会話」の最大のコツは、「ちょっとしたつまらないこと」をひたすら避けることです。そのための第一歩として、人の話に耳を傾け、相手の発言をもとに質問するすべを覚えましょう。さらに、あなたが外へ出て人の輪に加わるだけでもくたくたになってしまうタイプの人なら、聞き役に徹しておけば、大切な大切の気力を消費せずに、うまく会話に参加できるはずです。


作戦を立てておく(ただし臨機応変に)


頭のなかで会話のとっかかりや接ぎ穂について作戦を立てておけば、いざ話をはじめる時に役立ちます。出かけるまえに会話の筋書きをつくっておく必要はありませんが、会話を続けるためのネタや、話が途切れた時のための質問をいくつか用意しておきましょう。「ここのご主人とはどこでお知り合いに?」とか「ここまでどうやって来ましたか?」といった単純な質問は、たいていの場合に会話のきっかけとして使えます。最初の質問なら、ホストのことや、あなたがホストと知り合ったいきさつを話す良いチャンスになりますし、そこからほかの話題(仕事、学校、趣味など、思いついたものは何でも)に移って、会話を深めることもできます。ただし、2つ目の質問については、Hagy氏が具体的なアドバイスをしています。それによれば、会場に来るまでの行程そのものを話すのではなく、相手の出身地や住んでいる地区、遠くから来ている人なら滞在場所などを会話の中心にすると良いそうです。

そうした会話のとっかかりについては、「Hackerspace」に、さらにいくつかのコツが載っています。例えば、「相手の服装、食べものと飲みもののチョイス、相手の選んだ話題などを忘れずに褒める」というのもそのひとつ。心からの褒め言葉以上に相手をなごませるものはありません。それにたいていの人は、自分が褒められれば、嬉しいことを言ってくれた相手と喜んで話をするものです。お互い話し下手という共通点しかないような場合でも、褒め言葉には効果があるはずです。

ただし、忘れてはいけません。そうした会話の枕は、いわゆる「ちょっとした会話」を、「ちょっとしたつまらない」部分を避けながら、実のある会話に発展させるのが目的です。それほど難しくはありません。ただ、会話の切れ目という切れ目でひたすら質問をしたり、沈黙を恐れたりしないように気をつけてください。小さな興味でも、効果はおおいにあります。以前の記事では、よくある「お仕事は何ですか?」という質問は避けたほうが良いとアドバイスしましたが、その質問がふさわしい場合もあります。特に、仕事上の集まりや、相手の職種に興味がある場合には、仕事を訊ねるのもアリでしょう。例えば、天気について楽しい会話をしたあとで、その相手が気候学者だとわかれば、さらに興味深い会話への扉を開くきっかけになるはずです。


沈黙を恐れず、助け船を出す


ぎこちない沈黙も会話の一部です。沈黙を恐れたり、あわてて埋めようとしたりしてはいけません。会話が途切れたり、一時的に途絶えたりした時には、自然な流れに任せましょう。会話を切り上げたい時には、途絶えをうまく利用して、バーに行ったり飲み物を取りに行ったりすると良いでしょう。また戻ってきたいのであれば、会話の相手に「あなたの分も持ってきます」と申し出ましょう。戻る気がない場合は、飲み物や食べ物を取りに行くと告げてその場を離れ、別のグループを見つけてください。会話をスムーズに続けたいのなら、前出のHagy氏が、ディナーパーティーなどの小規模な集まりで有効なものとして、十中八九うまくいくワザをアドバイスしています。


「ディナーパーティーでぎこちない沈黙に陥ってしまった時に、皆から言葉を引き出し、会話を再開できる絶対確実な唯一の方法は、パーティーのホストを褒めることです」とHagy氏は述べています。「沈黙の気まずさを誰よりも重く感じているのは、ほかならぬホストです。さっとホストのほうを向いて、『このスフレ、すばらしいですね。どうやって作ったのか、ぜひ教えてください』と言うだけで良いのです」


まさにそのとおり。小規模な集まりでは、あなたも沈黙を気まずく思うかもしれませんが、ハラハラしながら「誰か何か言って、会話を再開してくれ」と願っているのは、ホストなのです。褒め言葉で助け船を出せば、会話を再開できるだけでなく、自分を印象づけられるのも間違いありません。


リラックスして、楽しい時を


会話を続けるのに苦労したり、次に言うべきことがわからなかったり、いろいろと考えすぎてストレスを感じたりした場合は、何回か深呼吸をしてリラックスしましょう。この記事の初めのほうで、「コンフォートゾーンから踏み出しなさい」とアドバイスしましたが、それはつまり「旅立ち」です。ですから、元の場所に帰って経験したことを整理し、元気をとり戻す必要もあるのです。飲み物や食べ物を手に取って、人目につかない静かな場所を見つけ、少しだけひとりの時間を過ごすと良いでしょう。ちょっと時間をとって頭をスッキリさせ、リラックスしたら、また闘いの場に戻りましょう。

結局のところ、会話が気まずくなるのは、たいていは考えすぎたり、がんばりすぎて余計なことを言ってしまったりするせいです。リラックスしてください。ただのパーティーなのですから。会話が途切れないようにしてほしいとか、皆を楽しませてほしいなんて、誰もあなたに期待していません。誰かがあなたに興味を持ってくれたなら、それはすばらしいことです。その時は会話を続けましょう。そうでないなら、その場を離れて次へ行きましょう。たとえ頭の中だけでも、交流の場からストレスをとり除くことができれば、対処はずっと簡単になるはずです。その日の終わりには、もうあなたは家路につき、すべてが終わっているはずです。良い時間をすごせたなら、それに越したことはありませんが、何が起きたとしても、気にする必要はありません。もっとアドバイスがほしい方は、気まずくなってしまう人とのつきあい方に関するAdam Dachis氏のガイドをチェックしてみてください。手始めにはぴったりの記事ですよ。


Alan Henry(原文/訳:梅田智世、吉武稔夫/ガリレオ)
Title image by Happy_Inside (Shutterstock). Addtional photos by didriks, didriks, Ken Teegardin, didriks, and Christina Xu.

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