旅客機墜落で死者39人…実はイランでは航空機の墜落事故が相次いでいる
イランで旅客機が墜落、39人が死亡する事故となった。実はイランでは航空機の事故が相次いでいた。その理由とは?
更新日: 2014年08月11日
イランで旅客機が墜落、39人が死亡する事故となった。実はイランでは航空機の事故が相次いでいた。その理由とは?
更新日: 2014年08月11日
■イランで旅客機が墜落。多数の犠牲者が出た
イランの首都テヘランの空港近郊で10日、国内線旅客機が離陸直後に墜落した
この旅客機には乗客乗員48人が乗っていましたが、うち39人が死亡、9人がけがをしたということです
国営テレビによると、犠牲者の遺体の一部はひどく焼け焦げており、身元が特定できないという。遺体はDNA鑑定によって身元を明らかにしたあと、遺族に引き渡される予定
・離陸直後にエンジンが停止し、墜落してしまった
現地時間午前9時20分に離陸し、その直後に墜落した
墜落したのは国産のアントノフ140型プロペラ機。離陸直後にエンジンが停止したとみられる
機体はめちゃめちゃに壊れていたが、尾翼の部分はおおむね無傷のまま胴体から引き離され、近くの道路に横たわっていた
■実はイランでは墜落事故が多発している
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イランではこれまでにも航空機の老朽化や整備不良から墜落事故が相次いでいる
2011年1月にはイラン航空が運航するボーイング727型機がイラン北西部で吹雪を回避するための緊急着陸時に墜落し、少なくとも77人が死亡する事故が起きています
25年間で墜落事故が200件起こっている
■原因は1979年から何度も行われている経済制裁
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1979年のイラン・イスラム革命以来、アメリカ合衆国はイランに対する制裁措置をとってきた
米国の同盟国だったイランは革命後、反米に転じたから
・核問題を機に2006年から国連でも経済制裁が始まった
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イランは「濃縮ウラン」という物質を作り、ため続けてきた。原子力発電所や研究施設で燃料にするといっている
原子力発電では核分裂という現象を利用してエネルギーを取り出すから、この活動は「核開発」と呼ばれる
実は、濃縮ウランを加工すれば原子爆弾(原爆)をつくることもできる。多くの国が「イランは核兵器をつくる気だ」と疑い、「やめろ」といってきた
2006年イランの核開発問題が安保理に付託されてから、今日まで安保理は4度、対イラン制裁決議を採択している
核開発・ミサイル関連技術などの輸入禁止や関係団体、個人の資産凍結など
・イランでは経済制裁の影響で深刻なインフレが起きている
輸入品の価格は急激に上昇し、ひところ沈静化していたインフレが、20%を超える高い率で記録されています
鶏肉など、一部では物不足も顕著になりました
■今回墜落した飛行機は国産機だった
An140型機
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