7県の空襲映像を米から入手 大分の団体、近く公開へ1945年7月27日、米軍機に空襲され黒煙を上げる鹿児島駅付近(豊の国宇佐市塾提供) 戦時中の資料を集めている大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は11日までに、1945年に米軍機が高知県日章村(現・南国市)の高知海軍航空隊や鹿児島市の旧国鉄鹿児島駅など、7県で空襲をした際に撮影した映像を新たに入手した。宇佐市平和資料館で近く公開する。 米国立公文書館から入手した映像で、約9分間に及ぶ。45年3月19日に高知海軍航空隊の練習機が機銃掃射を受ける場面や、同7月27日に鹿児島駅やその周辺が爆撃を受け黒煙を上げる様子などが記録されている。 ほかに茨城、広島、愛媛、佐賀、大分各県での空襲の様子が収められている。 【共同通信】
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