藤田知也
2014年8月12日02時13分
利用者の年齢や性別などで対象を絞れるフェイスブックのサイト上の広告が順調に売り上げを伸ばしている。ベンチャー企業は宣伝費を集中投下して顧客獲得につなげる。大手企業も広告宣伝に乗り出す。ただ、必ずしも効果があらわれないケースもあるようだ。
昨年4月にサービスを始めた旅館の予約サイト「relux(リラックス)」は、12日にも会員数が7万人を突破する。1年前に1千人程度だった月々の新規会員は今や1万人ペースで増える。その多くはフェイスブックで広告を見たことがきっかけだ。
運営するのは創業3年足らずのベンチャー企業ロコパートナーズ。月に数百万円の広告費は全部ネットに使い、なかでもフェイスブックに7割を投じる。篠塚孝哉社長(30)は「ターゲットをここまで細かく絞れる媒体はほかにないから」と語る。売り上げも伸びているという。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!