この画像、車がぐりんぐりん動いてますが、元は1枚の静止画像だったって言ったら信じられますか……?
カーネギーメロン大学ロボット工学研究所が、二次元の画像を立体的に操作できる画像編集ツールを開発し話題になっています。従来のツール(Photoshopなど)でも、写真の中の物体を切り取って動かしたりすることはできましたが、このツールを使えば、物体そのものをつかんでグリグリと立体的に動かしたり、さらには写真に写っていないはずの“裏側”をひっくり返して見たりできるようになります。い、一体どういう仕組みなんだ……。
実はこのツール、インターネット上に公開されている膨大な3Dモデルを参照し、写真の中にある物体を指定してあげると、それに近い形のものを拾って3D化してくれるという仕組み。色や光の当たり具合などは写真から自動で抽出・合成してくれるため、まるで写真の中の物が3D化されて動き出したように見えるというわけ。あとはぐるぐる回すなりコピーするなりお好きにどうぞ。バナナなど形に個体差があるものでも、その場で形を微調整することで写真そっくりに仕上げたりできるようです。
「この技術を使えば、ユーザーはたった1枚の写真から芸術的な作品を作り出したり、ビンテージ写真の中の物を動かしたり、またアニメーションを作ったりすることさえできます」と動画では説明しています。まるで魔法みたいなこの技術、正式リリースが待ち遠しいですね。
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「子どもの映画なのに子どもの手に入らない。誰のための特典なのか」といった批判が寄せられています。
ソフトバンクの2015年3月期第1四半期決算説明会をライブ配信する。孫正義社長らが出席する予定。配信は8月8日16時30分〜。
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