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キュウリ販売者側からもO157検出

 静岡市の花火大会の露店で売られた冷やしキュウリを食べた見物客450人以上が食中毒症状を訴え、腸管出血性大腸菌O157が検出された問題で、市保健所は11日、キュウリの加工、販売に関わった従事者1人からO157を検出したと発表した。

 キュウリを加工、販売したのは静岡市駿河区の男性(38)ら6人だが、市保健所は個人が特定されるとして、性別や年齢、携わった作業などを明らかにしていない。

 男性の代理人の弁護士によると、男性らは花火大会当日の7月26日、ワゴン車内でキュウリの皮をむき、浅漬け用の液体に漬け、露店で割り箸を刺した。手袋を使い、アルコール消毒をしていたという。

 市保健所は調理器具の拭き取り調査をしたが、O157は検出されなかった。作業従事者への聞き取りを続け、感染経路を調べる。

 また市保健所は、11日午後3時現在で、発症者は10日より14人増え467人に、うち入院の重症者は4人増えて112人になったと明らかにした。

 [2014年8月11日18時39分]

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