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1冊の技術書と青春18切符を持って一人旅してきた


ちょっと明日から1人でLinuxの旅に行ってくる」エントリに書いた通り、先週Linuxプログラミングインタフェースというとっても重たい技術書と青春18切符と最低限の着替えを持って、技術書を電車の中でひたすら読む1人旅してきました。

今日はその旅の中であったことを時系列に徒然と書いていこうと思います。旅の流れとしては、以下のようになりました。

  • 1日目 大阪から金沢
  • 2日目 金沢から新潟
  • 3日目 新潟から弘前
  • 4日目 弘前から函館
  • 5日目 函館から札幌
  • 6日目 札幌から大阪

本エントリではこれらに加えて、

  • 持って行って良かったもの
  • 買ってよかったお土産
  • 旅を追えての感想

を最後に書いています。

1日目 大阪から金沢

まずは、全体を通して、大体10時頃に出発してあまり無理のないように17時ぐらいにつく場所で、それなりに都会であればそこに泊まろうという方向性で旅を始めました。

大阪から福井県敦賀

大阪から敦賀行きは、電車がそれなりに混んでいて技術書を手軽に読める感じではありませんでしたが、京都を過ぎた辺りから空いてきて座る事ができたので、その辺りから技術書を読み始める事ができました。途中で前3両が敦賀行きとして切り離される等、危うく違う所に行きそうになりましたが、この辺は特に問題なく本を読めました。

敦賀駅は大変趣きのある駅でした。

敦賀から福井

敦賀で数十分待った後、福井へ向かいました。この辺りは特に何もなく、ひたすら本を読んでいましたね。鯖江駅は人がすごく多かったです。

この辺りから、駅名と本で記念写真を撮ろうという縛りを作りました。縛りがあった方が何となく楽しく旅ができる気がしたからです。福井駅では確かトワイライトエクスプレスを見ることができました。乗りたいですねー。

福井から金沢

そして、特に本を読む以外何もなく金沢に到着しました。電車もほどほどに空いており、車両も新しかったので本が読みやすかったです。

この日が偶然にも金沢で非常に大きな花火大会が行われる日ですごい人が多かったので、そこから逃げるべく涼しい所にいきました。

寿司はとても美味しくて、特に真鯵と真鯛が美味かったです。金沢の寿司もうまいですねぇ。

夜金沢駅周辺を散歩していると偶然花火が見えて夏の夜を感じました。

金沢駅、シャレオツでした。

この日は金沢駅近くのアパホテルに泊まったのですが、大浴場もあったりと僕がこれまで見てきたアパホテルの中でも一番立派でした。

2日目 金沢から新潟

アバホテルではあまりやる気がでずiPhoneをひたすら弄ったりして旅の写真をどう効率良くシェアしていくかばかりを調べていました。また、富山のグルメ情報も現地に詳しいエンジニアの方に教えて頂けました。ありがたいです。

富山の鱒寿司、次は食べたいです。

金沢から富山

まずは、金沢から富山を目指します。この日も大体17ぐらいに無理なく目的地につくような予定で、新潟に向けて出発しました。この辺りもひたすら技術書を読んだり景色を眺めたりするぐらいだったのでさくさく書いていきます。本当は富山ブラックとか食べてみたいんですが、時間の関係上次の機会ですね。

富山から新潟県直江津

富山で乗り換えてさらに直江津に向かいました。この間、日本海沿いを通るのですが、非常に海が綺麗で技術書そっちのけで景色を眺めていました。海が青いし近いし最高でした。電車も多少混んでいた気がします。

途中で福岡に行ったりもしました。

また、駅員さんにアメリカ行きの乗り継ぎを要求しているように聞こえた事もありました。

そうこうしているうちに、糸魚川で結構な人が降りたので、広々と本を読めるようになった気がします。

そして、時間的には直江津で2時間ぐらい待ち時間があったので、駅近くのホテルハイマートの二階にある定食屋に適当に入りました。頼んだお造り定食の魚がうまくてうまくて感激しましたね。

直江津駅は開放的で良い感じでした。海で泳ぐ人とか結構来るんですかねぇ。僕が行った時はほとんど人はいませんでした。

鱈弁当も次は食べてみたいですねぇ。

直江津から新潟

直江津駅で昼食後、新潟へ向かいます。しかし、この間は長岡花火大会とまたもや日がかぶってしまい、この電車は激混みでした。また、JRの座席の構成が向かいあわせなので、椅子に座っているにも関わらず荷物を抱きかかえたまま身動きできないので非常にスタミナを削られました。全く本は読めずひたすら日本海を眺めるのですが、景色は最高に良くてそれだけが救いでした。

そんなこんなで、披露困憊かつ技術書の進捗全く無く新潟に着いてしまったのでした。

新潟駅は結構都会で、駅前にはラーメン屋や飲み屋が沢山ありました。

また、新潟に着く際に、直接面識無いにも関わらず、新潟に詳しいエンジニアの方々が新潟についてや、オススメの店を教えて下さって、非常にうれしかったです。

うう、そんな風に言って頂けて嬉しいです。

また、明日向かう予定の青森の宿がほとんど取れない壊滅的な状態だった時にも色々アドバイスを頂けてとても助かりました。

オープンに技術を学んだり研究したりすることでこういう事が起こりえるのかととても幸せな気持ちになりました。

というわけで、新潟では須坂屋で蕎麦とブリを食べました。

蕎麦のシメに焼アゴラーメンも食べました。

そして、この日は疲労もたまっており、ホテルでは本を読む事なく11時間ぐらい寝てしまったのでした。

 

3日目 新潟から弘前

11時間睡眠と取った後、体調が超良くなりました。やはり無理の無い時間設定と睡眠は重要ですね。

新潟から山形県酒田

今日は酒田まできらきらうえつにのって颯爽と向かう事にしました。青春18切符は特急には乗れませんが、快速系であれば、指定席の場合は指定席券を買うだけで乗れるのです。で、このきらきらうえつは席も広々していて最高でした。

飲食物を買えば40分使えるラウンジみたいな両もあります。

きらきらうえつグッズも売っていました。

また、車内では新潟の美味しいものが詰め込まれたきらきら弁当が販売されているので、早速購入しラウンジ近くの立って食べられる所で食べました。

きらきら弁当、ひっじょーに美味しかったです。

また、電車内からの景色も最高で綺麗な海が広がっており、読書をして疲れたら景色を見て、というサイクルがうまくまわり非常に快適でした。

そして、山形県の酒田駅到着後は酒田港で飛島行きの船があったり美味しいものがあるという事で、徒歩で酒田港に向かいました。これが意外と遠くて、距離的には3キロ程度なのですが、荷物や気温が高くてしんどかったです。

酒田港では、食べたかった店がこれまた激混みだったので諦めて、みなと市場で大バイ貝丼を食べました。

これがまためちゃくちゃ美味しくて最高でした。

酒田では、面識は無いのですが地元にいらっしゃるエンジニアの方々が、酒田について色々と教えてくださったり、やさしい言葉をかけていただいたり、これまた技術をオープンにやっていてよかったと思える日でした。

酒田の町並みは大きな塔があったり、時代を感じさせる雰囲気がありました。

酒田の町並みです。

駅前でめちゃくちゃ主張してくる置物です。

酒田、いい所ですね。

酒田から秋田

そして、二時間程度の待ち時間の後に、秋田に向かいました。この電車にも秋田の夏祭りの人が沢山乗っており、読書があまり進みませんでした。

秋田に到着後は、乗り換え時間があまりないので適当に秋田駅でトイレに行ったり駅を散歩したりしました。

秋田から秋田県大館

そして、今日は目的値までの距離を稼ぐべくどんどん電車に乗っていきます。次は大館を目指します。

大館到着後、駅のホームにハチ公がまつられており、色々写真をとっていると駅員さんが早く出ろよと言わんばかりに駅のホームまで出てきてこっちを見てプレッシャーを与えてきました。これは後で気づいたのですが、この駅はどうやら電車発着の10分前以外は改札業務をしないようです。

大館駅周辺は何もなく真っ暗で、ここで2時間どうやって時間潰そうと途方にくれていました。

暗闇にはハチ公が座っています。どうやらここがハチ公のふるさとのようですね。

しょうがなく、駅の売店にあるすごいマニアックなパンを買って食べる事にしました。趣きがあるパンです。

そして待合室で本を読んで時間を潰し、弘前行き到着10分前に改札業務が開始されたのでホームに向かいました。

大館から青森県弘前

弘前行きの電車はガラガラの貸し切り状態で、止まる駅も真っ暗で電車自体も21時発で最終電車だったので、ここでお腹痛くて降りたらヤバイなーとか思っていました。そう思っているとお腹が痛くなるもので、やばいやばいと思っていたら、車内にトイレがあることに気付きました。そうなると、お腹は痛くなくなるもので、そのまま弘前につくのでした。

弘前駅はりんごをかなり主張していました。

確かにりんごの風、吹いてました。

夜は、昭和の日本映画でできそうな雰囲気のある古いホテルに泊まる事にしました。廊下とか色々怖かったです。

本を読むきにもなれなかったのでさっさと寝ました。次の日にこのまま弘前にいれば、弘前市でねぶた祭が開催されるようでした。

4日目 弘前から函館

弘前では時間が無かったので、すぐに函館を目指すことにしました。そして、腕時計はここで壊れてしまいリタイヤしてしまったのでした。なかなかの痛手です。

弘前から青森

弘前から青森は特に何事も無く、技術書を快適に読みながら時間を過ごしました。車内もそれなりに混んでいましたね。

そうこうしているうちに青森に到着しました。ホームには函館まで最後の売店です、と書かれた売店がありました。実際には最後ではありませんでした。

青森から青森県蟹田

そして、青森から蟹田に向かいます。その間は海に面しており、眺めが良かったです。

そして蟹田に到着し、時間があったので蟹田の町をウロウロしました。

蟹田の駅前。

蟹田の海。

蟹田の町並み。

蟹田から北海道木古内

そして、ついに青森の蟹田から青函トンネルを通って北海道の木古内に向かいます。青函トンネルを通る際は、どうにかトンネル入る瞬間を写真でとってやろうと写真を撮っていましたが、電車のアナウンスでいよいよ青函トンネルです、と言ってから色々な名前のトンネルを通るので、「あーこの色々なトンネルの総称を青函トンネルと言うのかー」と思って散々取り間違えた後に写真を撮るのを諦めたら、青函トンネルです!というアナウンスと共に青函トンネルに突入したのでした。初心者キラーの青函トンネルでした。

というわけで、地味に青函トンネルの最新部の写真のデジタル情報を撮るのみになりました。

そして、ようやく北海道に入り木古内に到着しました。

木古内には無いはずの売店がありましたね。青森の最後の売店という表示はいったい…

そして、木古内では2時間あるので適当に近くの定食屋に入ってハンバーグを食べました。このハンバーグがとんでもなく美味しくて、都会にあったら行列だろうなー、もうすぐ新幹線もできるのでそうなると繁盛するだろうなぁと思いました。

木古内ではまだ時間があったので、海をみたり

町並みをみたり、

駅を探索したりしました。

良い雰囲気です。北海道新幹線の工事をしているようで、駅はかなり大きくなりそうでした。

木古内から函館

そして、木古内から函館に向かい、16時頃には函館につきました。良いペースです。

元々のこの旅の目的地は函館だったので、ホテルを少し良いホテルにしました。前日の弘前のホテルのギャップもあってかすごく快適でした。

部屋でかいです。

テラス。

こんな感じでずっと技術書を読んていたいなぁという気分になりましたね。

晩御飯はホテル近くの、うにのむらかみという店でうに丼を頂きました。予約で埋まっていたのですが、30分ぐらいなら行けると調整して頂いてすぐに入る事ができました。

ここのうにが絶品で、今まで食べたうに丼の中でも圧倒的に一番でした。甘くて臭みがなくて米もうまくて最高でした。まじで最高でした!

そして、ホテルでも前日の進捗のビハインドを取り戻すべく、それなりに技術書を読む事ができました。

5日目 函館から札幌

函館では朝市が有名なので、朝早めに起きて朝市に向かいました。

朝市では行く店をきくよ食堂と決めていたので、きくよ食堂でうに・いくら・カニの三色丼とハラスとイカ刺しを食べました。

これまためちゃくちゃうまくて、こんな朝ご飯はなかなか食べられないだろうなぁ、また函館きたいなぁと強く思いました。

函館から北海道森

函館では、スーパー白鳥が欠航となって駅内はキャンセルで大混乱になっている中、僕はローカル電車で森に向かいました。

函館・森間はワンマン電車でエアコンが効いておらず、窓を全開にして進むというタイプの電車で、新鮮な気分を味わいました。電車も空いていた上に、北海道は今の時期でも涼しいので快適に本を読む事ができました。あっという間に森駅につきました。

森駅は、海に面したきれいな駅で、イカ飯発祥の駅のようです。

駅から見える海は非常に綺麗でした。また駅も田舎ですが快晴というのも相まって雰囲気が良かったです。森駅は良い所ですねぇ。

電車は函館行きも次に向かう長万部行きも同じホームに並び、それぞれが逆に進むという初めて見る電車配置でした。

売店では、おばちゃんに温かい今できたイカ飯があるけどどう?と進められましたが、長万部で行きたい店があったので、残念ながらお断りしました。次はイカ飯食べたいです。

森から北海道長万部

長万部行きの電車は非常に空いており、これまた快適に技術書が読めました。青森辺りからの電車は眺めもよく夏でも涼しいので、本を読むにはぴったりだと思います。

長万部までは海沿いと通るコースで、

海はとても近く綺麗でした。

長万部についたら、2時間あるのでお昼ごはんを食べる事にしました。かなやという店にあるカニ飯か蟹カレーを食べたいと思っており、蟹カレーは前情報でもう提供されていないと聞いていたので、カニ飯を食べようとしていました。しかし、なぜか再提供されており蟹カレーを食べる事ができました。

時間があったので、例のごとく長万部の町を軽く散歩しました。

長万部の海です。簡単に海岸までこれて誰もいないので、このまま流されてしまったら誰も気付かないだろうな、とか考えるとちょっと怖くなりました。

綺麗な景色です。

長万部駅です。

長万部から小樽

長万部駅から小樽への電車は、ワンマン電車ですがエアコン完備のとても綺麗に電車で、これまた技術書読むに最適でした。

道中の駅は、ホームが無い駅があったり、

ホームと外が直結している駅があったり

と見たこと無い駅を沢山見ました。

そして、快適に読書をしているうちに小樽についたのでした。

小樽から札幌

小樽からはすぐに乗り換えて札幌に向かいました。もうこの辺になってくると何度もきた町で大体知っています。あっという間に札幌につきました。

札幌駅の改札をくぐると、ついに青春18切符を5日間使い切ることになり、ある意味のゴールになります。5日間の車内からの景色や技術書の進捗の無さ、また、各地で親切なエンジニアの方々にありがたいお言葉を頂いた事等が思い出され、とても感慨深いものがありました。

そして、札幌の改札を抜け、長かった青春18切符の旅は幕を閉じました。

その後は大都会札幌で1人打ち上げのようなものです。札幌では歴史ある札幌グランドホテルに宿をとり、運良くアップグレードもして頂きました。

そして、大雨の中、自分の思い入れ深いラーメン屋に向かいました。

味の時計台はもはや味、とかではなく、子供の頃の90年代に初めて行って感動した記憶があるのです。その時はラーメンは基本的には食べない生活で、旅行だからって事で家族で入った気がするんですが、スキーの時期でめちゃくちゃ寒くて、店に入って地下に降りていく程に伝わる店の暖房の温もり、その後に運ばれてきた温かい味噌ラーメン全てが身体に染み入ったんです。

そうこう物思いにふけっている間にラーメンが運ばれてきました。

最高の夜でしたね。

6日目 札幌から大阪

次の日、札幌ではそれなりに時間があったので軽く観光しました。

何回も札幌はきているのに、ほとんど見ていなかった時計台をみたり、

テレビ塔を見たり、

レンガ庁舎を見たり入ったり、

まちなかに謎の物体を見つけたり、

寿司屋のなかむらでめちゃくちゃ美味しくて安い寿司を食べたりしました。

札幌から新千歳空港

そして、最後の町札幌と別れをつげ新千歳空港に向かいました。

新千歳空港につくやいなや、温泉に入ってレストルームで休憩し、

北海道にしばらくいた友人に空港オススメの佐藤水産でお土産を買ったり

ラーメン一幻を食しました。

新千歳空港から関西国際空港

5日間かけてようやくたどりつた札幌でしたが、帰りは飛行機で2時間ぐらいであっという間に帰りました。人類の叡智をこれでもかと感じた瞬間でもあります。

関空に帰って来ました。

そして無事関空に到着し、妻子と1週間ぶりにあって子供の成長を感じながら、自分は旅のドヤ顔写真ばっかりinstagramに上げて何やってんだ…と思う一方で得られたこともあったと思いつつ、長い技術書1人旅は終わりを告げたのでした。旅の感想は最後に書きます。

持って行ってよかった物

というわけで、今回技術書一冊もって青春18切符の長旅をしてきたわけですが、持っていってよかったものを紹介したいと思います。

まずは技術書。

今回は1600ページもある本を持っていったのですが、技術書を楽しんで読める人であれば、これがあれば十分に暇を持て余さずに旅ができると思います。

今回進捗としては、1600ページ分の400ページしか読めなかったのですが、ある意味全開のエントリで4分の1読めたらいいなぁと言っていたので、予定通りではあります。また、旅行自体がとても楽しく、景色が良かったり、これまで行くことのなかった場所に沢山行けたので、またやりたいという気持ちになります。単純なページ数で行くと、この本だけで後3回は同様に旅行ができますね。次は西日本側にでも行ってみたいです。

また、気の合う仲間と技術書を持って輪講みたいなのをしつつ一緒に旅にでるのもきっと楽しいでしょうね。会社に入ったらやってみたいと思いました。

続いてリュック。

僕はアークテリクスのリュックなのですが、これは身体にフィットしてとても動きやすいのでオススメです。長旅では両手開くことで、様々なアクシデントに対応しやすくなるのでリュック型は必須ですね。

次にジョギングシューズ。

今回はあえてアディダスのジョギングシューズを履いていったのですが、これが良くて、電車の旅といえでもかなり歩く場合があるので、こういう靴を履いていると動きやすく足の疲れも最小限にすることができたと思います。旅行中に足が痛くなったりすると最悪ですからね。

最後にお土産用の折りたたみカバン。

これは、行きはほとんど荷物にならない、小さく折りたためるカバンなのですが、何か荷物が増えた時には広げて荷物を入れられるのでかなり良いです。特に、最終日、これだけ家をあけたのだから家族にお土産を買って帰ろうとした時に大変有効に機能しました。

こんな風に山ほどお土産を買うことができました。

買ってよかったお土産

次に買ってよかったお土産を紹介します。点々と各地を回っていると、その土地でお土産を買う事が、荷物が増えるという点でも難しかったので、まとめて千歳空港でかいました。千歳空港はお土産屋がとても充実しているので、十分に良いお土産を買うことができます。

買ってよかったお土産は、佐藤水産のいくらと鮭です。

これはめちゃくちゃ美味しくて、次から必ず買おうと思いました。

その他適当に幾つかかいましたが、やっぱり結局バターサンドが安定だったりしますね。

旅行を終えて

ということで、いきなり計画した技術書一冊持っての1人旅でしたが、結論としては非常に楽しかったし、またやりたいと思いました。

道中では、教科書でしか見たことのない景色を見ることができたり、各地での美味しいものを食べたり町並みを見たりすることができて旅行としても楽しかったです。

そして何より、自分が技術をオープンに公開しながら学ぶことによって、その技術経由で自分の事を知ってもらえ、旅行中困っていたらその技術とは関係ないにも関わらず、各地にお住まいのエンジニアの方々が色々とアドバイスや情報をくれたり、時には優しい言葉をかけていただいたりしたことが、この旅で一番の思い出になりました。

技術を通して、こういう事が起こりえるという実感を得る事ができ、なんというか、技術のみならず何か自分の好きな事に必死に取り組むことで、それに共感してくれる人があらわれ、そうやって人と人との繋がりが出来ていくんだということを、改めて考えさせられる機会になりました。

そうやって出来た繋がりは、善意に溢れているのだと思いました。

今回の旅で、地方の人口は非常に少なく、都会にどんどんと人が流れていっているように見える町の状態も数多く見られ、そういう観点でも考えるべきことが沢山あるようにも思いました。

自分は、そういう事に対して何か大きな事をできる程の力も何もありませんが、この旅を振り返ってみて思う事は、自分がこれまで好きでやってきた技術を更に学び続け、小さな学びを地道に積み重ねていくことが、今できる一番の事なんじゃないかと思えた旅になりました。

というわけで、非常に長いエントリになりましたが、ここまで読んで下さいありがとうございました!僕もこんなに長くなるとは思っていなくて、ブログをかいてこんなに疲れたのは久々でございます。

Linuxプログラミングインタフェースの進捗としては、4分の1なので後3回程旅をしないといけないのですが、まだまだやれそうです。もしこれを読んで自分もやってみようかなぁと思った人は、ぜひともまずは青春18切符を買いに行ってみてください。やってみると、思っている以上に世界が広がるかもしれません。

 

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