ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
デジライフNAVI

スマホユーザーが一生知る由もない
「ガラケー版LINE」の正体

【第136回】 2013年7月9日
previous page
3

“ネット依存”だからこそ
ガラケーから抜け出せない

 そんなAさんの状況に対して、周りの人はどんな反応を示しているのだろうか。

 「周りからは『ガラケーで(LINE)できるの?』、『ウケる~』って笑われてます。そういえば、フェイスブックもガラケーでやっているんですが、“写真の画像が粗い”と言われます。ガラケーで写真を撮っているからなんですけどね(苦笑)」(Aさん)

 ネット上では、『今時ガラケーの奴ってまじでなんなん^^?』というスレッドさえ立っており、「何の意地はってるん?異端な俺かっけーなん?」というキツイ言葉さえ飛び交っている。

 それでもAさんがスマホにしないのは、なぜなのか。

 「先ほども言ったように特に困っていないというのもありますし、私は結構ネット依存が激しくて、スマホにして電池がすぐになくなるのが怖いのも大きな理由です。携帯用の充電器も重いじゃないですか。もし買い替えるとしたら、それはガラケーが壊れたり、LINEのガラケー対応が終わったときか、自分のキャリアからiPhoneが発売されたときです!」(Aさん)

ガラケーユーザーとの待ち合わせに
LINEはやめておこう

 「“既読”の存在も最近まで知らなかった」「“無料通話”もできないのが当たり前だと思っていた」というAさんの話からも分かるように、ガラケーユーザーとLINEをするときには、いろいろな“すれ違い”も起こりやすい。

 いまでは待ち合わせにLINEを使うのが当たり前になりつつある。しかし、「遅刻します」「集合場所、変更!」といった連絡をガラケー版LINEユーザーにして、数分返事がなかったら、とりあえずメールか電話をした方がいいかもしれない。

(ダイヤモンド・オンライン 林恭子)


この記事に関連した読者調査の投票結果を見る
(投票期間は終了しています。)

previous page

slecial-information
IT&ビジネス
関連記事

DOLSpecial

facebookもチェック

デジライフNAVI

目まぐるしいほどの進化を続けるデジタルの世界。最新の商品やサービスをいち早くキャッチアップし、最先端のトレンドをナビゲーションします。

「デジライフNAVI」

⇒バックナンバー一覧