朝日新聞は、今日も読者にも国民にも謝罪しませんでした。
朝鮮からの慰安婦強制連行の記事がねつ造だった件について、昨日から「慰安婦問題を考える」という記事を連載し、今日はその「下」でしたが、今日も「日韓関係 なぜこじれたか」等の記事・紙面を展開し、自らの記事のねつ造や誤報についての謝罪はなく、しかもこれまでの朝日新聞の慰安婦関連の記事についての正当性を誇示するような内容で、報道機関としてなすべきことを完全に放棄しています。
私もジャーナリストであった立場から繰り返し申し上げますが、朝日新聞は「取り消す」「誤用があった」と責任を回避するのではなく、速やかに謝罪、訂正をするとともに、なぜそうなったのかや、責任の所在といった、徹底的な検証が必要です。
朝日新聞が今回の連載で述べている、当時の学者等の「研究が進んでいなかった」から誤報につながった等の責任転嫁は、報道機関として許されません。この論理が許されるなら、ジャーナリズムは存在せず、死んでしまいます。
これだけの大ねつ造記事です。速やかに謝罪・訂正が必要です。これも繰り返しになりますが、朝日新聞がジャーナリズムを冒涜し続けることは断じて許せません。
以下、今回の朝日新聞の記事が読めますのでご参照ください。
http://www.asahi.com/topics/ianfumondaiwokangaeru/?iref=comtop_pickup_05
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- 2014年08月06日 06:24
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