20140811(月) <<前日 | 翌日>>

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今日の気分(本文)

「骂街」の続きです。学部長の呼び出しに応じて、以後、部会の場での多数を利用したハラスメントはやめると約束した、と確認できたら削除しましょうか。

私はあのひどい通知書や回答書を受け取ってもなお、いやそれだからこそ、話し合いの場を設けて問題を解決したいと思いました。なかなか調整がうまくいかず、その間どんどん睡眠障害がひどくなったけど。でもそれに対して、彼(ら)はさらに集団で私を攻撃するわけです。私にはブログの件で謝罪文を出させて、彼らはいまだに一言も私に謝罪はしていません。4月に授業をドタキャンした非常識な非常勤講師には謝罪したらしいけど。

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★7月25日と26日にスタッフMLに出したメール:
★25日
皆さま、
学部長と※※主任と私の三者面談をしました。2人が理解している状況が若干食い違っていたので(主に学部長がAさん側と会っていないため)、その話でけっこう時間を使いました。

「弁護士を立てている」件についても認識の違いがあったので、説明しました。※※さんが「彼らは違うようだ」と言っていましたが、私のほうは、

1、『××××』改定版出版中止の補償については、回答したし解決済み。

これだけが5人からきた弁護士マターだと思っていて、もともと出版会から私に請求がきたわけではなく、出版会が部会(実は弁護士を依頼した5人)に請求したものであり、そのうち1万2千円を5人が私に請求してきたので断った、という認識です。これが「学部マター」だとも思っていません。学部長には関係ないことだし、本来は今日のテーマでもありませんでした。

2、黄色い本の著者表示。通知書を著者に出し、回答書を(相手が少しずれたけど)得て、出版会と相談して、解決済み。

先のメールで書いた通りです。これも「学部マター」だとは思っていません。※※さんは「彼らは継続中と思っているのかも」との認識でしたが、出版会は今後は部会名を出さないと約束していますし、もしまだ継続中というなら、私がやるべきことは現行の頒布された本が著作権法121条に抵触していると刑事告発することです。「それはさすがに」という学部長の意向もあったから、学生に渡っている分には目をつぶり、「あなたは著者でもないし責任もない」との回答で良しとしていることです。

3、黄色い本の教材としての採用。通知書をAさんに出し、回答書で(ほかに4人いたけど)「強要しない」旨の返事を得て、解決済み。

これは若干「学部マター」かな、と思います。4月も今日も、「教員には自分の授業で使う教材を自分で決める権利があるのか」という私の質問に対し、学部長も※※主任も明快に「ある」と答えました。裏返すと、他人に無断で決められて従う義理はない、ということです。ただし、本当にこれが「学部マター」だというなら学部会議で議論してもいいわけですが、「常識の範囲だろう」という話でした。

4、非常勤の辞退と担当者の交代(弁護士に確認済みの「御通知」の)

4月の通知書はこれをもって「学部マター」としていたのだとすると、「学部として担当者の交代は認めましたから」で済んだ話だ、と学部長が言っていました。非常勤が辞退した理由が、私が教材採用を拒否したのが発端だ、とされていましたが、「さらに発端は教材に指定したことだね」という話で、非常勤の辞退と担当者の交代の責任が私にあるかと言えば、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいで、分からん、ということです。

5、教育現場を混乱させたという非難。抗議の通知書を出したら、さらにひどい非難をされたので、再度抗議した(回答書で)。

これは私がAさん宛に出したことですが、もしこれが継続中というなら、再度抗議されたことに対してのリアクションをAさんがとるか、私のほうは慰謝料請求するか、という話です。こちらとしては2回とも「謝罪」を求めているわけではないので、2度とやらなければいいだけの話です。「向こうは履修生全体だから数百人の証人が必要だけど、こちらは1人でも不安じゃない学生がいれば十分なんですよ」ということです。

黄色い本を使うかどうかが「学部マター」とは思えないので、教育現場を混乱させたことかなと思いますが、「その御通知を持って※※さんのところへ行ったわけでしょう?」というと、「だから即ち学部マターということにもならないし、実際なってないでしょ」ということです。「教育現場を混乱させた」事実があるかどうかと、そう言って「非難している」こととは別の問題だから、と。前者が事実なら「学部マター」かも知れないがそうはなっていなくて、後者は弁護士を立ててやりとりしていたことです。

以上が弁護士が関係していたことで、私のほうはほとんど解決済みです。「彼らは違う」としたら、それは彼らの問題であって、「春月さんはもう気にしないでいたらいいよ」と※※さんに言われました。

と、ここまででかなり時間を使って、肝心の今日のテーマも話しましたが、あとは学部長と※※主任が相談して、然るべき対応をすることになっています。2人ともこういうことに慣れていないし、時間ばかりかかって、と思っていましたが、学部として投げ出さないで対応し続けてくれていることで、私の心身はかなり安定に向かっています。私のほうからはボールを投げて、それが返ってこない状態ですが、やるべきことはやったわけだし。


★26日
皆さま、
黄色い本の著者表示について、先のメールを一部訂正します。

私がさらに弁護士を使ってやるとしたら、刑事告発ではなく刑事告訴でした。部会の成員であって、当事者だからです。

著作権法121条は親告罪ではないので、第三者が訴えることができます。その場合は、刑事告発になります。いずれにしても駆け込む先は裁判所ではなく、警察のほう。

私自身も訴えられる可能性があるから、問題としていたことです。

今回は学内限定販売(とは言っても生協へ行けば外部の人も購入できますし、他学部の学生も買っていました)で小規模でも、これから先、何年もこの調子で出版されてはかなわない、と思うから芽の小さいうちに摘んでおこうと思いました。

今回は「うっかり」でも、次からはそうではないので、著者表示については今回のことで学んで、次からはしないで欲しいが、と学部長も言っていました。されたらまた摘まなくてはいけなくて、私も面倒ですが、まともな出版社なら、抗議されたら回収して修正してから出し直すような話です。だから出版会も、事情を知って、次からは部会名を出さない、と約束しました。

語学テキストだから適当でいい、という認識は私にはありません。これが文学や歴史の研究書だったらどうなのか、同じことをやったのか、考えてみたらいいと思います。

この辺の話も、きのう学部長たちとしました。

私は前任校が図書館情報大学で書誌学を8年間やっていました。本というのは国や地域、時代によってさまざまな形式をしていて、本のどこから著者やタイトルなど書誌情報をとって目録を作るか、それが研究テーマでした。今回、黄色い本の著者表示が正しいか間違っているかで言えば、間違っています。あの体裁では、著者は部会であって、実質的な著者5名とはずれており、そのずれていることが、著作権法では違法とされる行為です。

こう書くといかめしいですが、誰が何を書いたのか、それをきちんと明示することは、著者の責任でもあります。

それから4月の「御通知」で学部マターとしていたのが、非常勤に黄色い本を使わせるので文句言うな、という点なら、「最初から春月さんはそこには反対していなかったもんね?」と※※さんが言っていて、その通りです。自分のaabbクラスでの話だと思うから、すでに買った学生には返却させると言っていたのであって、ccのほうで使う分までどうこうは、言ったことはありません。

だから結局、なにが学部マターだったんだ?、という話ですし、そう言って※※さんのところに来たけど、何も学部マターにはならなかった、ということですね。ただ私の手元には、4月の「御通知」と、6月初に届いた「回答書」が書面で残っていて、そこでは「不当な非難」や「不当な酷評」がされたまま、ということです。そこが唯一未解決だと思っていましたが、昨日の面談で、学部長や※※主任の見解を聞いて、教育現場を混乱させた「事実はない」という認識であるならば、あとは「彼ら」がそう言っている、私は抗議した、今のところ反応はないので、抗議を受け入れた、ということになりましょうか。

そういう話も、昨日しました。

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前任校の図書館情報大学は、いま併合されて筑波大学になりました。つくばは、私はわりと住みやすかったけど、水がよくなかったね。霞ヶ浦から取水していて。

図書館情報学というのはアメリカで誕生した新しい学問分野で、日本でこれを扱っている大学は数校だけ、名称もあるのは前は3校、いま2校? うち1校が・・(爆!)。

ハラスメント委員長を長くやっていた先生が、話してみたら図書館情報学にも詳しくて、いろいろビックリ♪ その先生のアドバイスで、「著者表示のことも学部長の前でハッキリさせたほうがいいよ」ということでした。

コメント

tak_si tak_si 2014/08/10 04:55

いろいろ認識のずれがあるんですね。それを弁護士が客観的に整理してくれればいいのに、相手方の弁護士はそのへん、うまくやってくれないんですかね。いやはや、おつかれさまです。

大阪・神戸の水道はだいたい淀川の水ですけど、有馬郡は郡内の千刈水源地の水です。ちょっと美味しいかも。

jiangnan 春月 2014/08/10 05:08

そうです、依頼人の言いなりに過激な文言で事態を混乱させているだけです。たぶん資料も確認せずに、依頼人からのメールや電話で話を聞いただけ、あるいは依頼人が書いた文章を手直しして、出しているだけだと思います。裁判になったら赤っ恥かくだろうから、さっさと提訴しろ、と思います。

うちの弁護士さんは手堅いですね、弁護士=法律家としてやるべきことと、大学の自治に委ねることと、きちんと分けています。

会って話を聞いて、文書は起案したら郵送して私の確認を得てから出す、等のやり方なので、時間かかる。あっちの弁護士と依頼人もイライラしているようだけど、私もけっこうイライラする(笑)。依頼人をじらしてどうする気だ?・・アタマを冷やさせる、ということでしょうねえ。私をなだめられる数少ない人の一人です(笑)。

nekonori-216 nekonori-216 2014/08/10 06:58

どれかだけ公開ではなく、全部にしないとだめなところまで来てしまってますね。
最初の会談に出てくれていたらよかったのにね。
回りの巻き込まれている人が何人いると思ってるのかな?

jiangnan 春月 2014/08/10 07:17

全部って、通知書や回答書のこと? 学部長たちには全部コピーを送っているの、私から出した分も含めて。S先生には4月の「御通知」を見せたら、絶句してた。。 あれがいちばんえげつないかもね。私が「丁寧なようで慇懃無礼な」と言ったら学部長が「ボクはこれを丁寧とも慇懃とも思わないけどね」だってさ、という話で同席していたSさんが「無礼なだけってことですね♪」と私と同じこと言ってましたが。

学部長は最初の私との面会でかなり把握して、学部長としての立場も鮮明で、その後こっそり彼を呼びつけていたらしく、「その時にどうもボクが『ん?』という反応だったから、彼は面談を怖がっているようだね、4人で会うと3対1で責められると思っているのかな?」と言ってた。

双方がいて学部長(と※※主任。1人で対応しないのはこういう事の基本だから)の場でやらないとダメだ、とハラスメント委員長を長くやっていた先生のアドバイスなんだけど、どうしても出てこないから、では三者でどうぞ、拒否したら書面で注意勧告してくれ、この問題を放置したら「あなたと学部長を『学部のガバナンスどうなってるんだ?』と訴えるからね」と※※さんを脅してある(笑)。

でも本当にそう、診断書もとっくに出しているし。会社だったらそれこそ「解雇もありうる」ことしていると思うわ、あいつ(ら)。

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