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ナショジオが選んだ、世界の「透明で美しい湖」
極上の世界旅行

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2014/8/10 6:30
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ナショナルジオグラフィック日本版

 生涯忘れられない、一生に一度だけの旅がしたい――ナショナル ジオグラフィックが誇る旅の達人と写真家が、そんな夢を実現できる旅先を厳選しました。さて暑い夏、涼を求めて高原や湖に出かける人も多いのでは? 今回は、山も水辺も一度に楽しめる、世界各地にある美しい湖5カ所を紹介しましょう。

■1:ブレッド湖(スロベニア)

 旧ユーゴスラビアの1国スロベニアには、北西部のユリアン・アルプスの山中に、ブレッド湖という美しい氷河湖があります。湖に浮かぶ小島ブレッド島に立つ聖マリア教会は、もともと12世紀に建造されましたが、現在残っているのは15世紀に建てられたもの。スロベニア式の木製水上タクシー、プレトナに乗ってのんびり島に渡り、見学に行きましょう。湖の北岸の岩山の上にそびえる11世紀建造のブレッド城も必見です。

スロベニア北西部の山中にあるブレッド湖は、この国随一の風光明媚な場所。手前にあるブレッド島には聖マリア教会が、奥の岩山の上にはブレッド城が立つ(写真:Fesus Robert/Shutterstock)
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スロベニア北西部の山中にあるブレッド湖は、この国随一の風光明媚な場所。手前にあるブレッド島には聖マリア教会が、奥の岩山の上にはブレッド城が立つ(写真:Fesus Robert/Shutterstock)

■2:バイカル湖(ロシア)

 ロシア東南部、モンゴルにほど近いシベリアの大地で、深く静かに澄んだ水をたたえるバイカル湖。三日月形のこの湖は、2500万年前に形成された世界最古の湖で、水深も1637メートルと最深です。バイカル湖の魅力は、湖とその周囲に広がる貴重な生態系。淡水に生息する唯一のアザラシであるバイカルアザラシや湖水を浄化する甲殻類カイアシの仲間、オオカミ、クマ、トナカイなど、生息する動物の種類は、実に1200種。グレート・バイカル・トレイルをめぐれば、素晴らしい自然の一端を体験することができます。

ロシア東南部、シベリアの大地で青く輝くバイカル湖。世界最古で最も深いこの湖は、2500万年前に形成された写真:Aaron Huey/National Geographic Creative)
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ロシア東南部、シベリアの大地で青く輝くバイカル湖。世界最古で最も深いこの湖は、2500万年前に形成された写真:Aaron Huey/National Geographic Creative)

■3:タホ湖(米国カリフォルニア州/ネバダ州)

 米国西部、カリフォルニア州とネバダ州にまたがるタホ湖は、幅35キロと山中にある湖としては北米最大です。周囲には雪を頂く標高3000メートル前後の山々がそびえ、青く透き通った水は透明度が高いことで有名です。この美しい湖を堪能するには、カヤックでめぐるのがおすすめ。ガイド付きのカヤックツアーに参加するもよし、カヤックを借りて自由に探検するもよし。湖畔の宿を結ぶロッジ・トゥ・ロッジ・ネットワークが充実しているので、日中は舟をこぎ、夜には岸に上がり、夕食を取りながら体を休めるといった旅もできます。

米国カリフォルニア州とネバダ州にまたがるタホ湖のエメラルド・ベイ。夕暮れの光があたりを満たし、透明な水がガラスのようなつややかさを帯びる(写真:Phil Schermeister/National Geographic Creative)
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米国カリフォルニア州とネバダ州にまたがるタホ湖のエメラルド・ベイ。夕暮れの光があたりを満たし、透明な水がガラスのようなつややかさを帯びる(写真:Phil Schermeister/National Geographic Creative)

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