華麗なる「YouTuber」の素顔
<動画>登録者600万人のチャンネルはどう作る?
人気YouTouberのミシェル・ファンさん
メーク、料理、ダンス、ファッション……。自分の趣味や特技を前面に打ち出したオリジナル動画を制作し、定期的に動画投稿サイト「YouTube」にアップロードする「YouTuber(ユーチューバー)」。中には動画再生によって得られる広告収入を主な収入源にしているケースもある。
最近では、地上波に登場するアイドルや俳優よりもはるかに人気の高いYouTuberも登場している。米国のエンターテインメント情報サイト「Variety」が今年8月に行った調査によると、13~16歳の若者1500人へのアンケートをもとに作成した「最も影響力のある人物ランキング」で、1~5位をすべてYouTuberが占めた。
世界中の人に見られるという「危険」
再生回数やチャンネル登録者数を稼ぐためにはどんなコツがあるのか。「視聴者が重視するのは真実味」、「視聴者と交流すること。書き込みに返事があるとまた見たくなる」、「週に1度か、それ以上はアップしたい」――。それぞれの編み出した秘策があるようだ。
ただ、華やかな側面ばかりではない。動画1つ当たりの再生が200万回に登るYouTuber、ベサニー・モータさんは「世界中の人に見られるのは怖いこと。危険を覚悟して」と語る。同じく人気YouTuberのミシェル・ファンさんは、動画に使用した楽曲の権利を巡り、レコード会社に提訴されている。従来メディア以上に気軽であるがゆえの落とし穴もあるのかもしれない。
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