昨日はきょータソの仕事が一段落して最初の週末だったので、きょータソとたくさん一緒にいることができて嬉しかった。だけど、多忙すぎる日々を終えたきょータソは、ランナーズハイに近しい状態になっていて、会話は「夢」や「努力」についてが多かった(笑)。そして「どうして人は目標を達成するために続けられないのか」ということについて、あーだこーだ言っていた。
「最初に立てた目標を達成できない人って多いよね」
「現実がどうとか、親のせいとかっていうのはね、わかるよ?」
「もちろん環境の影響は大きい。大きすぎる。」
「だけど、絶対に夢に挑戦できないというわけじゃないんだからね?」
「できない言い訳を並べるのは簡単さ。」
「続けるしかないじゃない。最初に目標を立てたんだから。」
松岡修造かと思った。別に私に向かってどうこう言っていたわけではない。きょータソは2ちゃんまとめのアプリに出てきた記事に向かって言っていた。何か癪に障る記事があったらしい(笑)。
きょータソは最初、「研究でメシを食って行きたい」「大学で教員をやりたい」と周りに言ったとき、「がんばれよ」と言ってくれる人もいたけれど、やっぱり「馬鹿言ってんじゃないよ」「そんな夢みたいなこと言ってないで働きなさい」と言われたらしい。
大学院に進むとき、親から猛反対されて大喧嘩したり、親戚からも落ちこぼれ・・・とまではいかないけれど、フラフラしてるな〜という目で見られていたそうだ。
博士号をとるには5年かかる。それをみて「きょータソ君はずいぶん勉強が好きなんだね〜」と言われたりもしたそうだ。きょータソは「あー、はい」みたいな感じでごまかしていたらしいけど、「勉強が好きってなんだよ」「小学生じゃないんだから」と思っていたらしい。周りからは全然理解されなかったそうだ。友人や親戚含め、きょータソの地元だと大卒がそんなにいなかったから無理もないのかもしれない。私自身、きょータソが大学院時代に知り合っているけれど、きちんと理解していないまま付き合っていた(笑)。夢があるらしい、なんかかっこいい、それだけで付き合っていた(笑)。
大学院を出てからも、すぐに大学教員になれるというわけではなかった。だから周りからはホントに「あちゃーw」という目で見られていたと、きょータソはいった。
私は、それでも続けたきょータソがすごいと思う。私はきょータソが言うように、何か目標を持ってもやめちゃうとき、いつだって出来ない理由を並べている。そういう人は多いし、それが普通だとも思っている。だから、きょータソのことは本当にすごいと思う。
「出来ない理由を1つずつ潰していけば、出来る方向に持っていける、続けられる。」
そういうことをサラっと言えちゃうきょータソって、いったい何者なんだろう。とりあえず、何事も続けることだなーと思った昨日のお話。