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政治
まくしたてた尹外相「この1年間よくない知らせ多かった」 日韓改善、遠い道のり
2014.8.10 01:51
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ミャンマーの首都ネピドーで9日に行われた日韓外相会談は、関係改善に向けた道のりがまだ遠い複雑な両国関係を浮き彫りにした。安倍晋三政権は安易な譲歩をせず、「対話のドア」をオープンして、朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談の道を探っている。しかし、韓国側は慰安婦問題をはじめとする歴史認識にこだわり、折り合えるきっかけがつかめない。
岸田外相はにこやかに語りかけたが…
「久しぶりにお会いできてうれしい。今日は日韓関係の進展に向けて、率直な意見交換をさせていただきたい」
会談の冒頭、岸田文雄外相は、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相ににこやかに語りかけた。日韓の国交正常化50周年を来年に控え、両国の関係改善の重要性を強調した。
安倍首相は7月、朴大統領と面会した東京都の舛添要一知事に、関係改善の重要性を語るメッセージを託した。その後、ヘイトスピーチ(人種差別的な憎悪表現)について、自民党として対応を検討する考えを示し、韓国側への配慮をにじませた。
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