産経支局長を出国禁止 12日に出頭要請=韓国検察
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を傷つけた疑いがあるとして、ソウル中央地検は産経新聞のソウル支局長を出国禁止にし、12日に出頭するよう求めた。検察が9日、明らかにした。
韓国の市民団体は、同紙のインターネットサイトに掲載された記事が名誉毀損(きそん)にあたるとして告発している。問題になっているのは、ソウル支局長による「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題する3日付の記事。全国紙、朝鮮日報のコラムや証券業界の情報を引用し、沈没事故発生当日、7時間にわたって朴大統領の所在が確認できず、男性と会っていたとのうわさを報じた。
検察は、ソウル支局長から数回にわたり、報道の根拠や取材の経緯などについて話を聴く。その後、刑事処分に相当するかを決定する方針だ。
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