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【政治】

首相の広島スピーチ「全く同じ」でない 官房副長官が釈明

 広島市で六日に開かれた平和記念式典で、安倍晋三首相のスピーチの冒頭部分が昨年とほぼ同じ文言だったことに関し、加藤勝信官房副長官は八日の記者会見で「『全く同じもの』ではない」と釈明した。

 昨年の文章を切り張りして使い回したとの指摘に、加藤氏は「一年一年、中身を吟味しながら、犠牲者や平和に対する思いを盛り込んで作っている。特段の問題があるとは考えていない」と反論。記者の「コピーでなく、つくり直したのか」との質問に「同じものといっても、核軍縮や被爆者援護など、この一年間の施策の進展などを盛り込んでいる。同じものではないと思う」と述べた。

 今年のスピーチの冒頭部分は、原爆投下からの年数が変わり、一部表現が削除された以外は一字一句、昨年と同じ言い回しだった。

 

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