静岡新聞NEWS

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

世界SF大会招致へ 静岡市が運営支援

(2014/8/ 8 08:07)

 静岡市は2017年の「第75回世界SF(サイエンスフィクション)大会」の招致に乗り出す。SFファンや作家、科学者らが集う国際的イベントで、招致に成功すれば、2007年の横浜市以来、2回目の日本での開催となる。
 世界SF大会は1939年にスタートし、戦時中を除いて毎年開催されている。作家や科学者、映画関係者の講演・パネル討論、コスプレショー、SF作品の表彰・人気投票など多彩な催しが展開される。毎回、延べ1万5千人が来場するという。
 7月に茨城県つくば市で開かれた日本SF大会で、日本のファン組織が静岡市への招致を決めた。市はMICE(マイス=集客交流イベントの総称)推進事業の一環として、招致活動や大会運営を支援する。
 ファンによる招致委員会は今月14〜18日に英ロンドンで開かれる第72回大会で正式に開催都市に立候補し、招致ブースを設ける。市や市観光コンベンション協会も職員を派遣し、富士山や久能山東照宮などの写真・映像を流したり、お茶を振る舞ったりして静岡を売り込む。
 第75回大会の開催都市は、来年開かれる米スポケーン大会の来場者の投票で決定する。現時点で、米ワシントン、フィンランド・ヘルシンキ、カナダ・モントリオールも立候補予定という。
 大会の会場はグランシップを予定している。市の担当者は「直接的な経済効果だけでなく、来場者の発信力を借りて静岡を世界に売り込みたい」と期待する。

このほかの記事

> もっと見る

おすすめ特集・連載

おいしいものを食べたい!「グルメ特集」

週末どうする?「イベント特集」

ロード中 関連記事を取得中...

SBSテレビチャンネル

こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
ページトップへ