長崎原爆の日:マリア像に恒久平和願う

毎日新聞 2014年08月10日 00時19分(最終更新 08月10日 00時53分)

平和祈願祭で信者たちの前を通る聖母マリアの石像=長崎市の浦上天主堂で2014年8月9日午後7時50分、竹内幹撮影
平和祈願祭で信者たちの前を通る聖母マリアの石像=長崎市の浦上天主堂で2014年8月9日午後7時50分、竹内幹撮影

 長崎市の浦上天主堂で9日夜、平和祈願ミサがあった。天主堂内に安置されている「被爆マリア像」が祭壇に飾られ、信者が恒久平和を願った。

 被爆マリア像は、原爆で破壊された旧天主堂のがれきから、首から上だけが見つかった。例年はミサの前に、被爆マリア像を平和公園から天主堂まで運び、犠牲者の冥福を祈る「たいまつ行列」が実施されているが、台風11号の影響で中止になった。【小畑英介】

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