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3Dプリンター用拳銃設計図など有害情報に8月7日 12時23分
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警察庁の委託を受けてインターネット上の違法な書き込みを監視している民間の団体が、3Dプリンターで拳銃を密造できる設計図のデータや、ストーカー被害を受けている女性の住民票などを違法に入手するといった書き込みを新たに有害情報に指定し、サイトの管理者に削除を求めていくことになりました。
薬物の密売や児童ポルノなどインターネット上の違法な書き込みは、警察庁が委託する東京・港区の「インターネット・ホットラインセンター」などがサイトの管理者に削除を要請しています。
ことし、3Dプリンターで殺傷能力のある拳銃を密造したなどとして逮捕された元大学職員の男が拳銃の設計図をネットに掲載していたことから、この団体は今月、新たに拳銃の設計図のデータを有害情報に指定し、サイトの管理者に削除を求めることになりました。
さらに、ストーカー被害を受けている女性の住民票などを入手すると請け負う書き込みも有害情報に指定し、削除を求めることにしています。
また、危険ドラッグの販売を請け負う書き込みについても、先月から削除を求める対策を進めています。
インターネット・ホットラインセンターの吉川誠司センター長は「毎年、何万件もの情報を削除しているが、それと同じくらいの新しい書き込みがある。通報していただければ、その情報をすぐに警察に送り、捜査の端緒にもできるので、情報提供の協力をお願いしたい」と話しています。
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