TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』オープニングムービー
2012年から2013年にかけて放映された第1部、第2部に続き、現在放映中の第3部、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のオープニングムービーを神風動画が制作。原作の魅力を追求した神風式演出術を徹底解説する。
© 荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
原作のイメージを盛り込んで描いたオープニングムービー
現在も連載が続き、幅広い年齢層のファンから支持を得ているTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険(以下、ジョジョ)』。その中で高い人気を誇るのが、4月からアニメ版の放送が始まった第3部、スターダストクルセイダースだ。このオープニングムービー(以下、OP)を担当しているのが、前2部に続き、数々の魅力的なアニメーション作品の企画・演出から制作まで、全てを一貫して手がける神風動画。「第1部のテーマが"血縁"や"DNA"、第2部が"世代交代"でした。そして今回の第3部は"スタンド"、"血統"、"ジャーニー感"、"仲間"といった原作のあらゆるイメージをできるだけ盛り込んでいくことで、視聴者が90秒間スタープラチナの決め技、"オラオララッシュ"を浴びたかのような錯覚をしてもらうため、1フレームにいたるまでスタッフ全員の血潮を込め制作しています」と、本作でOPディレクターを務めた吉邉尚希氏は語る。
また、CGディレクターを務めた永田奏氏は登場キャラクターの演出について次のように話す。「例えば、原作で描かれている承太郎は立っているだけでカッコ良いのですが、CGでキャラクターを立たせるだけでは全然カッコ良くない。無表情に見えて意思が感じられる。そういった深みが出るよう意識しました」。深みが感じられない表情はCGくささが出てしまうため、注意して制作を進めていったとのことだ。
なお、今回の神風動画によって深みのある演出が施された本作のモデルは、バンダイナムコゲームスの協力を得て、昨年話題を呼んだゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(PS3)の開発を手がけたサイバーコネクトツーから提供されたデータをアニメ用に最適化したものが用いられている。ゲーム、アニメという垣根を越えて『ジョジョ』作品に関わる両社の想いが相乗効果をもたらしている作品と言えるだろう。では、神風動画だからこそ実現することができた、1フレームにいたるまで緻密に作り込まれた、本作の映像演出について解説していこう。
TEXT_宮田悠輔
編集協力_UNIKO
PHOTO_弘田 充
TVアニメ
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
TOKYO MX:毎週金曜日 深夜24時30分、ほか絶賛放送中!
原作:荒木飛呂彦
ディレクター:津田尚克
シリーズ構成:小林靖子
アニメーション制作:david production
© 荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
続きは、月刊誌で!
CGWORLD 193 号に関する詳細は下記リンクへ
CGWORLD 2014 年9月号 vol.193