2日目の13日はフィールドトリップ。
一行はトキの森公園へ。ここではトキの繁殖や保護を行っています。続いて、無農薬・無化学肥料で農業を行い、トキの住む環境を整えている若い農家さんを訪ねました。
こちらの田んぼでは多様な生物が住むことができるように、あえて苗を植えない場所を設けています。収穫量は少し減るけれど、その代わりトキが飛んできてくれるようになったことが嬉しいとおっしゃっていました。佐渡では既にヘリコプター防除は行っていません。昔ながらの無農薬・無化学肥料で農業を続けることが佐渡の生物を守り、環境を守ることに繋がっています。そして、佐渡の環境を守ることが農家さんの誇りになっているようです。
ところでトキはまだまだ珍しい鳥です。滅多に見ることができないと聞かされてたのですが、お話の最中にゆっくりとトキが上空を舞ってくれたのです。しかも二度! 地元の方も驚くほどミラクルな出来事で、一同大興奮でした。
午後は佐渡市議の荒井まりさんの案内のもとジオパークツアーへ。佐渡は地球地学を研究する人にとって素晴らしい標本のような島であるそうです。数千年前の岩なんて若い若い、ここでは数億年前から地球を見てきた岩に会うことができるのです。佐渡に移住してから地学を勉強した荒井さんが、山や岩を一つずつ説明してくれました。昼から降り出した大雨と大風に一同全身ずぶ濡れ、遭難しかけるも、荒井議員は「雨が降ってると岩が綺麗に見えるでしょう?」と目をキラキラさせながら太古のロマンを語り続けてくれました。佐渡の全てを愛し、佐渡のために日々活動している荒井議員、本当にお世話になりました。もっと佐渡を堪能したいという気持ちを胸に、夕方フェリーで新潟港に戻りました。
3日目の14日は、新潟市議で緑の党共同代表の中山均さんがアレンジしてくれた、柏崎刈羽原発見学。当日は地元で反原発運動を行なっている石山謙一郎さんが案内してくれました。
着いた場所は、原発敷地の外にあるサービスホール。5分の1の大きさの原子炉模型があり、原子力発電の構造や安全性について説明を受けました。
写真は燃料棒。模型と分かっていても何だか怖い・・・。
原子炉は四重の壁で守られていること、発電所は防潮堤で守られていること等、安全性をアピールされればされるだけ、「これだけ厳重に守られていた原発が収束のつかない事故を起こしてしまった」という事実が虚しく思い返されるのでした。
原発敷地内ではバスで移動しながら説明を受けました。建屋の中には入れませんでした。1号機から4号機までは柏崎市に、5号機から7号機が刈羽村に建っているため「柏崎刈羽原発」と呼ばれているのです。
その後、「原発反対刈羽村を守る会」の武本和幸さん(元刈羽村議)も案内に加わってくれました。なんと柏崎市周辺には油田があっため地質調査が行われており、活断層の存在も以前から指摘されていたそうです。ところが原発建設にあたり、反対派の方々がいくら求めても調査をしてくれませんでした。3.11が起きてようやく重い腰を上げ、今頃ボーリング調査を始めています。バスはその現場も通りました。また、大昔地層が隆起して大きなズレが出来ている地層も見させていただきました。
最後に原発と一緒に1枚。
改めて思う。
原発さん、あなたには永遠に眠っていてほしい。