F1を満腹にするマスターシェフ： ドライバーの食事

F1ではタイミングがすべてである。

レッドブルの4度のワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルとダニエル・リチャルドの食事を調理するサンドロ・ガムスヤガーは「ドライバーの食事で唯一大事なことは、時間通りに出すことだ」と語る。

「ドライバーは厳密なスケジュールがあり、我々は週の半ばに予定表を入手する。通常ドライバーは、マシンに乗る1時間半前に食事をする」

「彼らは毎週同じものを食べる。基本的に鶏肉、野菜、パスタだ。セバスチャンとダニエルはレース後の日曜日には赤肉を食べてもよい」

ウィリアムズのドライバー、フェリペ・マッサの食事を調理するアダム・ディクソンは「フェリペはとても型にはまっている。金曜日は最初のフリー走行後は、少しだけモッツァレラ・チーズを添えたトマト入りチキン・サラダを食べる」と明かす。

「2回目のフリー走行後は、フレッシュ・トマト・ソースのパスタを食べる」

「土曜日も同じメニューだ。土曜日は、レース前に、少量のパスタ、トマト、オリーブ・オイル、パルメザン・チーズだ。彼はドライビングするときはとても少食だが、大丈夫だと思えばちゃんと食べる」

ウィリアムズのキッチンの反対側では、シェフのジョン・スミーがヴァルテリ・ボタスの料理に味付けをしている。

スミーは「彼は毎日同じものを食べる。野菜とツナを添えたワイルド・ライスだが、スパイシーなのが好きなんだ」と明かす。

「彼はサイド・サラダに唐辛子入りビネグレット・ソースをかける」

「ヴァルテリは今年、パンケーキを食べないようにしている。スリムな体型を維持するために食べていない」

おそらく彼の唐辛子ダイエットとパンケーキ禁止の決断のおかげで、、今シーズン復活したウィリアムズ・チームのために3回表彰台に立てたのだろう。しかし、ドライバー全員がこれほど熱心とは限らない。

ディクソンは「毎日ペンネ・アラビアータとチョコレート・バーを食べていたドライバーもいたよ」と笑う。

-Source: CNN

＋最新関連記事
2013年10月04日
ウェバーとバトン、F1での大柄なドライバーが不利な状況を訴える
2013年10月09日
体重問題-F1分析 by ゲイリー・アンダーソン
2014年02月24日
ロズベルグとハミルトン、減量競争
2014年04月01日
ヒュルケンベルグ「マクドナルドのハンバーガーを食べた」： F1ドライバーの減量
2014年04月04日
アロンソとスーティル、2014年のF1レースではドリンクなしか
2014年04月06日
ジャン-エリック・ベルニュ、極端なダイエットで入院していた
2014年05月02日
F1の最低重量制限 1： エンジン音よりも問題

F1通信Google検索【 減量 】 【 ダイエット 】

＋関連記事
2010年12月31日
太った歴代F1ドライバー