普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。・第6話
遂に始まった全国ゆるキャラだらけの大運動会。ルールは、凶器を使ってはダメ、喋れないキャラは右手で3回叩くとギブアップ、中の人が見えたら負け。中々ハードなルールに驚く奈々子。それにしても凶器って・・・確かに魚心くんの銛は凶器になるか。
ゆるキャラと一緒に出ている応援団のアピールタイムでは、水田市(どこの事だ。まさか吹田市では)の女の子がさり気なくわざとらしく「おなか、すいたし」から当地のB級グルメをアピール。丹北市のふんどし部隊は裸でアピール。男の尻、ヤメレ。
これに対して奈々子は沙織にコメント原稿を求めるが、そんなものは無いと。自分の言葉で訴えろと言うのだ。その結果として何かあったら責任は大人が、奈々子の叔父さんが取る。言いたい事は分かったが、土壇場迄シナリオがどうなるのかの話をしていないのは相変わらずだ。
流川市は何も無い所です、から始まって、流石の沙織もやっちゃったかと思ったものの、普通の良さをアピールして、そしていつもの「なにゃこ」で〆たのは良かった。あの、やっちゃった顔が良いんだよねw
ゆるキャラ最初の戦いは相撲。機動性の悪そうなデザインのゆるキャラは大変だなと思ったら、にしこくんタマほっしーくんが、いつものデザインを変えて恐ろしい姿になっている。あれが勝ちに来る魔改造と言うものか。
我らが魚心くんは安定性がイマイチっぽかったが、掴みどころの無さで、相手のパン太郎が掴み損なって自滅負け。
次は障害物競走。そもそも走れないキャラとか、バーの下をくぐれないキャラとかが脱落。パン食い競争とかどうするのかと思ったら、ゆいがうまく気ぐるみの下から手でパンを掴んだ。一方、伊達めが姉は眼帯から手を出して掴んだから失格。こうして他のキャラが全て脱落した結果、魚心くんが勝ち残り。
準決勝は綱引き。魚心くん対蘭堂セル。しかし綱を持とうとしたら蘭堂セルの中の人が腰をやってしまって脱落。こうして魚心くんは決勝まで勝ち残った。おかげで会場アナウンスからは流川市の青い死神とか。
自分で活躍しようと思っていたゆいはこのせいでちょっと落ち込んでしまった。流川市に悪いイメージがついたらどうしようと。でも奈々子がこれは歴史に残る勝ち方、たとえ噛んでも印象に残った方が勝ち、と励ますと、ゆいもやる気が復活。
決勝戦では残った8対でまずは鉢巻の奪い合い。なんか、以前対戦したキャラから応援されてるんだけど、魚心くん。これで勝ち残った魚心くんは4位になって、最後のステージへ。この鉢巻奪取の数が順位にならないんだ。
かなり消耗しているゆい。
あ、なんか、汗かいてる後ろ姿が・・w
ゆいは沙織に勝つ為に改造して貰ったのに結果が出せなくてすみませんと言うが、沙織はそんな事の為に改造したんじゃない、音声装置とか積んで運動会に出場したら中のゆいが危ないから外したのだと。勝利よりもゆいの方が大事なんだと。
これと、奈々子の言葉にならない応援とでもう一回気力を漲らせたゆいがいよいよタマほっしーくんとの直接対決に臨む。タマほっしーくんとの相撲勝負とか、不利過ぎるだろ。ところが、張り手で突っ込んで来たタマほっしーくんをジャンプでかわし、その上に落果したから、タマほっしーくんの頭が取れて魚心くんの勝利。
でも総合点では結局はタマほっしーくんが1位。魚心くんは3位に入れなかったらしい。沙織は最後の宙返りが危険行為で、怪我でもしたらどうするんだと叱るが、いやいやw、魚心くん、以前から宙返りを何度もやってるじゃん。沙織の前ではやってなかったんだっけ。
それはそれとして4位を全員で喜ぶ流川チーム。魚心くんと対戦したみんながいい感じだなあと眺めているし、タマほっしーくんの中の人は今度流川市に行ってみたいとも。
ゆるキャラ大運動会、とっても良い結果を残せたね。