中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

松山、後半失速イーブン54位

2014年8月9日 紙面から

第1ラウンド、14番でバンカーショットを放つ松山英樹=バルハラGCで(共同)

写真

◇全米プロ<第1日>

 ▽7日、米ケンタッキー州ルイビル、バルハラGC(7458ヤード、パー71)▽曇り時々晴れ、気温28度、弱風▽賞金1000万ドル、優勝180万ドル▽156選手

 【ルイビル(米ケンタッキー州)テッド・ムース】メジャー初制覇を目指す松山英樹(22)=レクサス=が初日からつまずいた。インスタートの出足はバーディーが先行したが、後半ボギーが続き、71でイーブンパーの54位タイ。石川遼(22)=カシオ=は1オーバーで79位、小田孔明(36)と谷原秀人(35)はともに3オーバーで109位と、日本勢4人は全員出遅れた。首位はリー・ウエストウッド(英国)ら3人で6アンダー。2日目終えて70位タイまでが決勝ラウンドに進む。

 赤のシャツに黒のパンツという、松山には珍しいコーディネートで登場。その心境については「何もないです」とコメントしなかったが、タイガー・ウッズが優勝争いの最終日に着てくるようなカラーリングで、スタートダッシュを目指した。

 前半はパットがさえ、12番で7メートルを沈めて最初のバーディー。13番も40センチにつけて連続バーディー。18番と折り返しの1番はいずれも1メートルにつけて伸ばすなど、途中までは快調に飛ばしていた。

 ところが、後半にショット、パットとも乱れた。5番は第1打を右ラフに打ち込み、2打目はグリーンオーバー。6番は3メートルのパーパットをはずし、9番もティーショットをフェアウエー左のバンカーに入れたのが原因で寄せ切れず、前半かせいだ貯金を全部吐き出した。

 突然乱れた理由については「ちょっとかみ合わなかったな、という感じ。(前週からのショットのいい流れは)ないですね」と多くを語らなかった。首位は6アンダー。全米プロは4大メジャーの中でもスコアが伸びやすいコースセッティングで、毎年バーディー合戦で優勝争いが繰り広げられる。それだけに、ショットの不安は命取りになる。

 「まあ、明日はきょうの前半のようにしっかり伸ばしていけたら上位にいけると思う。しっかり調整します」と淡々と振る舞った。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ