レターパックに現金788万円 警視庁、初の差し押さえ
警視庁は8日、東京都内の郵便局に送られてきたレターパック2通から現金788万円が見つかり、郵便法違反の疑いで差し押さえたと発表した。同庁によると、全国初の措置という。
レターパックは郵便法で現金を入れることが禁じられている。最近ではレターパックで現金を送付させる手口の詐欺の被害が相次いでおり、警視庁が警戒を強めている。
同庁によると、2通のレターパックは中央区の私書箱から新宿区の私書箱宛てに出されていた。不審に思った職員がエックス線の検査で現金のようなものが入っているのを確認し、郵便局が警視庁に通報した。