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サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】青木、2安打&1盗塁で4連勝に貢献 1番復帰後3割! WC2位浮上2014年8月9日 紙面から ◇ロイヤルズ6−2ダイヤモンドバックス青木がチームとともに乗ってきた。ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は7日、敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦で5打数2安打、1打点、1得点、1盗塁。打順が“指定席”の1番に戻って以来、10試合で打率3割、4度目のマルチ安打と調子を上げてきた。6−2で4連勝したチームは、ここ15戦12勝でポストシーズン(PS)進出圏内のワイルドカード(WC)2位に浮上。この日2連敗したア中地区首位タイガースとの差も2・5ゲームに縮めた。 青木が夏真っ盛りだ。2−1の3回、相対したのは技巧派左腕ヌノ。共同電などによれば、青木は「曲がりが遅くて打ちづらい」と評した初球の外角低めスライダーをピッチャー返しで中前にはじき返し、「強引にいったが、いいところに抜けてくれた」と笑顔だった。 一、二塁とすると、二走・青木はノーサインで絶妙のスタートを切った。三塁手がタッチできない完璧スチールで重盗を決め、メジャー1年目から3年連続2桁盗塁とすると、直後の左前打で3点目のホームイン。9回も外角カーブを遊撃の右に運んでダメ押しの6点目をたたき出し、「結果を要求される時期なので、内容より結果を求めて貪欲にやっていきたい」と力強く語った。 これで打順を下位から1番に戻されてから10試合で4度目のマルチ。この間の無安打は2試合のみで、打率3割、9打点、7得点。チームも切り込み隊長の復調に呼応するようにここ15戦12勝で、ついにPS進出圏内のWC2位に浮上した。 青木は左脚の肉離れで7月11日まで約3週間離脱。球宴前の前半戦をメジャー自己ワーストの打率2割6分で終えたが、それも過去の話だ。球団地元紙カンザスシティー・スター(電子版)は「復帰して以来、ロイヤルズが昨冬に期待してトレード獲得した選手に戻りつつある」と評価した。 リーグをまたいだ移籍だったため、同紙によれば、ヨースト監督は“慣れ”が復調の要因と見ているようだ。「ここに来た時、投手を全く知らなかった。うちの投手たちに1000個くらい質問していたよ。でも、ビデオを必死に見ていた。今は対戦する投手たちのことが以前よりよく分かっているんだろう」 気付けば、地区首位タイガースも2・5差と背中が見えてきた。「負けられない試合が続く。必死でやりながら、その雰囲気を楽しんでいる」と青木。チーム29年ぶり、自身初のPSに向け、暑い夏を完全燃焼の秋につなげるつもりだ。 PR情報
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